「打ち合わせの件」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「打ち合わせの件」とは? ビジネス用語【一語】

「打ち合わせの件」についての解説です。

「打ち合わせの件」とは?意味

「打ち合わせの件」は、ビジネスで用いるワードで過去に打ち合わせをしたことがあり、過去の打ち合わせのことがどうなったかを問う意味があります。

通常、ビジネスにおいては過去にさかのぼり、打ち合わせをしたことを問う場合は、打ち合わせに時間がかかり次回に持ち越しとなったがゆえ、打ち合わせがどうなっているかを問うのです。

逆を返せば、「打ち合わせの件」は、両者が一回で打ち合わせを終えていて、かつ打ち合わせた内容を実行している場合、「打ち合わせの件」というワードを持ち出して過去の件についてあまり触れることはありません。

「打ち合わせの件」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「打ち合わせの件」というワードは、ビジネスにおいては過去の打ち合わせがどうなっているかわからず、どう実行してよいかわからない場合、相手に確認をするために使用します。

よって、注意点においては「打ち合わせの件」は、どちらか片方が打ち合わせをした内容を忘れているもしくは、実は打ち合わせすらしていないという状況ではこのワードは相手が思い出すかしないと無効になる点が注意点です。

もしくは、両方とも「打ち合わせの件」の内容を把握していない場合も意味が破綻しますので注意しましょう。


「打ち合わせの件」を使った例文

・『先日頂いた打ち合わせの件ですが…』
この例は前置きにて、先日に打ち合わせた内容がどうなっているかを聞いていこうとしています。

あくまでどうなっているかを聞くだけですから、相手側は打ち合わせについて知らないと言った場合でも相手側に打ち合わせ内容を思い出してもらうよう誘導すれば、一応「打ち合わせの件」というワードは機能するでしょう。

「打ち合わせの件」の返答や返信例

「打ち合わせの件」についての返答及び返信は、打ち合わせた内容についてどうあるかが返答や返信になります。

よって、「打ち合わせの件」について、進行している場合、「問題なく進めております」「打ち合わせ通りです」という具合に打ち合わせ通り物事を進めていると述べます。

一方、打ち合わせ内容を忘れている、もしくは打ち合わせ自体知らない場合、「打ち合わせとはどのような物でしょう?」と聞き返すというのが返答及び返信です。

まとめ

「打ち合わせの件」は、自社と第3者の企業との間で、打ち合わせと称してプロジェクトの進行がどうあるかを尋ねるテンプレートのようなものです。

なので、このワードを聞いた側は、あのプロジェクトの進行度合いを聞いているのだと感じ取り、進行度合いをお話しするというのがこのテンプレートのワードになります。

そして、このワードは、当事者同士で分かる内容だというのが利点で、当事者ではない第3者からすれば内容が把握できないので話に割って入り、ビジネスに強制的に参加してビジネスの内容を盗み入り、自分のものにするという暴挙を防ぐことも可能です。

だから、「打ち合わせの件」というワードはビジネスでよく使用されており、当事者同士で内容が分かればそれでよしとしているのです。