「設置しております」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「設置しております」とは?
これは、「設置している」を敬語にした言葉です。
「設置」は、何かを備え付けるような行為になります。
つまり、適切な場所に設定して置くような行為を「設置」と表現できるのです。
なお、これは物品の他にも、機能や施設に対して使用されます。
また、「設置」は名詞になりますが、「設置する」は動詞のように扱えます。
ここでは「する」を現在進行形にして「している」と言い換えているのです。
さらに、これを敬語にしたのが「しております」になります。
このようにすると、謙譲語を使って相手への敬意を表したものになるのです。
なお、語尾には「ます」を付けて。
丁寧な印象を加えています。
これらのことから、この言葉が「設置している」を敬語にしたものだと分かるのです。
「設置しております」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある問題が発生したとします。
そのため、その対策を検討するためのチームを用意してあったのでした。
このようなケースで、「既に検討チームを設置しております」と伝えるとよいでしょう。
これにより、検討チームを準備済であると、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「設置しております」の表現方法に注意するべきです。
これは「設置しています」に変更できます。
また、「設置しているのです」に変更する方法もあるのです。
このように、同じような内容を、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に合わせて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「設置しております」を使った例文
例文のように、前段に加える言葉によって、それぞれ違う印象を持つ表現にできるのです。
・『既に対策本部を設置しております』
・『こちらに機器を設置しております』
・『生産性向上のために設置しております』
「設置しております」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「設置しております」の類似表現
たとえば、「配置しております」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「設置しております」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「設置しています」に言い換えできます。
なお、これは謙譲語の意味が無くなるため、注意するとよいでしょう。
まとめ
このように、「設置している」を敬語にしたものとして、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。