この記事では「色々ありがとうございます」について解説をします。
「色々ありがとうございます」とは?意味
さまざまなことへの感謝の言葉です。
「色々」は、違った物事や状態がいくつもあることや、そのさまを意味します。
「ありがとう」はお礼を伝えるときに用いる言葉です。
丁寧にするときには、後に「ございます」を続けます。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「色々ありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、一つの事柄ではなく、さまざまな事柄へお礼を述べるときに用います。
「色々」で、さまざまな事柄をまとめて述べています。
ひとつの事柄に対してお礼を述べるならば、「贈り物をありがとうございます」のように、感謝をする事柄を具体的にあげてお礼を述べるとよいでしょう。
具体的にそれと示した方が、何への感謝なのかがわかりやすくなります。
しかし、お礼を述べる事柄が複数あるとき、それをひとつひとつあげていると切りがありません。
そこで、「色々」という言葉を使います。
「色々」はひらがなで書くこともあれば、「色色」と「々」の字を使わずに「色」を重ねて書くこともあります。
どのような書き方でも間違いではなく、失礼にもなりません。
お礼を伝えるタイミングですが、ひとつの事柄に対してならば、それをしてもらってからすぐに伝えることが望ましいです。
複数の事柄へ感謝を伝える場面とは、異動や転職をするとき、お世話になった人と別れるときなどです。
そういったタイミングで、このような言葉でお礼を伝えます。
「色々ありがとうございます」を使った例文
・『色々ありがとうございます。おかげさまで○○となりました』
「色々ありがとうございます」の返答や返信例
何への感謝なのかによって、返す言葉が変わります。
入院をしている人への世話をしてお礼をいわれたとします。
その人が退院をしているなら、健康が回復したことへ喜びを示すとよいでしょう。
仕事に復帰をするようであれば、負担をかけないように配慮をしてあげてください。
仕事の世話をした場合は、これから頑張るように励ましの言葉をかけるとよいでしょう。
前向きな言葉を書けることが望ましいです。
まとめ
この言葉は、さまざまなことへお礼を述べるときに用いるものです。
感謝をすることをひとつひとつあげるのが難しいときに、「色々」という言葉が使われます。
これまでの多くの事柄に対してのお礼の言葉です。