「略式ながら」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「略式ながら」とは?
これは、何かしら省略された形式であることを伝える言葉です。
「略式」は「省略された形式」という意味になります。
つまり、一部を簡素化したり、省いたりした形式や様式のことを「略式」と表現できるのです。
なお、「略式ながら」は「略式ではあるが」と同じような意味になります。
ここでは逆接の意味を含んだ表現を組み合わせているのです。
たとえば、「略式ながら、それなりの準備を進めております」と使用できます。
これらのことから、この言葉が何かしら省略された形式であることを伝えるものだと分かるのです。
「略式ながら」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、上司が昇進したとします。
そのため、簡単な形式ではあるものの、祝いの席を用意したのでした。
このようなケースで、「略式ながら、お祝いの席を用意しました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、省略された様式であることを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「略式ながら」の表現方法に注意するべきです。
これは「略式ではあるが」に変更できます。
また、「略式ではありますが」や「略式ではございますが」に変更する事もできるのです。
このように、同じような意味であっても、少し違う形で言い表せます。
実際の状況に応じて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「略式ながら」を使った例文
例文のように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『略式ながら、手続きを進めて参りました』
・『略式ながら、お食事の席を用意いたしました』
・『略式ながら、対外的にも公表できればと考えております』
「略式ながら」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「略式ながら」の類似表現
たとえば、「略式ではあるが」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「略式ながら」の敬語表現
これを敬語表現にすると、「略式ではありますが」や「略式ではございますが」に言い換えできます。
なお、これはどちらも丁寧語を使った表現になっているのです。
まとめ
このように、何かしら省略された形式であることを伝える場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。