この記事では、「それでは本題に入ります」の意味を分かりやすく説明していきます。
「それでは本題に入ります」とは?意味
「それでは本題に入ります」は、「会議やプレゼンの場で、最初に少し雑談をした後で、本日の中心となる話題に入る時に使われる表現」という意味です。
ビジネスで打ち合わせやプレゼンなどがある場合、最初に簡単な事務連絡をしたり、時事的な雑談をしたりなどして場を和ませ、話しやすい雰囲気にしてから主題に入ることがあります。
「それでは本題に入ります」は、進行役が本日の中心となる話題に入ることを伝える合図として使われます。
特定の人物に対して話しかけるものではないので、特に謙譲語や尊敬語などは必要なく、丁寧語で十分です。
「それでは本題に入ります」の成り立ちや使われるシーン
「それでは本題に入ります」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「それでは本題に入ります」の成り立ち
「それでは本題に入ります」は「それでは+本題+に+入ります」で成り立っています。
「それでは」は「物事をその時点で始めたり終えたりすることを示す接続詞」という意味、「本題」は「話や議論の中心となる事柄」という意味、「に」は接続詞、「入ります」は動詞「入る」の丁寧語で「あるものごとに集中する」という意味です。
会議の進行に使われる表現ですので、丁寧語だけで問題ありません。
「それでは本題に入ります」が使われるシーン
「それでは本題に入ります」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、社外・社内の会議で、簡単な連絡事項や出席者の紹介などを済ませ、中心となる話題に入る時です。
2つ目は、プレゼンの掴みとして雑談して場を和ませ、いよいよ本題に入る時です。
「それでは本題に入ります」の言葉の使い方や使われ方
「それでは本題に入ります」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
『事務連絡は以上です、それでは本題に入ります』
会議の場で、本日の予定や変更点などちょっとした事務連絡があった後に、議題に入る時に使われます。
『雑談はここまでにしまして、それでは本題にはいります』
プレゼンで、聞き手を引き付ける為に最初にくだけた話題をして場を和ませてから、本題に入る時に使われます。
「それでは本題に入ります」の類語や言いかえ
「それでは本題に入ります」の類語や言いかえは以下の通りです。
「それでは本題に入りましょう」
「ましょう」は丁寧語「ます」の連用形「ませ」に推量の助動詞「う」が付いた「ませう」が音変化した言葉です。
「入ります」という言い切り口調よりも柔らかい印象になります。
まとめ
今回は「それでは本題に入ります」について紹介しました。
「それでは本題に入ります」は、「会議やプレゼンで中止となる話題に入る合図の表現」と覚えておきましょう。