「それと」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語・英語表現」を分かりやすく解説していきます。
「それと」とは?
「それと」とは、「一つの話題(内容)を話し終わった後に、次の別の話題(内容)を付け加えるときに使う接続詞」を意味しているビジネス用語です。
「それと」のもう一つの意味は、「話している相手に近いモノや場所について言及しながら、他のモノ・場所を付け加える時に使う言葉」になります。
「それと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「それと」のビジネス用語は、「ある話題・内容について相手に一通り伝えた後に、別の話題・内容を付け加える場合」に使う使い方になります。
また「それとB支店にも同じ連絡事項をメールしておいてください」のように、「ある場所を指示した後に、他の場所を付け加えるとき」にも使われます。
使うときの注意点は、「“それと”は基本的に話し言葉なので、ビジネスメールの書き言葉(文語)としての使用は控えたほうが良い」ということです。
敬語でもないので、目上の相手に対しては使わないほうが良いでしょう。
「それと」を使った例文
・『それとあちらの商品棚のアイテムも入れ替えたいので、午後までに今棚に並べているアイテムを撤去しておいてください』
・『プレゼンの資料を作成しておいてください。それと急ぎの仕事ではありませんが英文の翻訳のほうもお願いいたします』
・『会議にはそれとあのカバンに入っているノートパソコンを一緒に持ってきてください』
「それと」の類語での言いかえ
「それと」を類語で言い替えると、どのような言葉になるのでしょうか。
「それと」の類似表現
「それと」の類似表現には、以下のようなものがあります。
・『それから』
・『あと』
・『また』
・『そして』
・『そうして』
「それと」とほとんど同じような使い方ができる接続詞の類語として、「それから」や「そして」、「そうして」を挙げることができます。
「それとこちらの書類のデータ分析もお願いします」の文章は、「あとこちらの書類のデータ分析もお願いします」に言い替えても同じ意味になります。
「あと」と同じように「また」という類語でも、「それと」という言葉と言い替えることができるのです。
「それと」の英語表現
「それと」を英語で表現すると、“one more thing”(もう一つ別の話があります)や“then”(それから)、“and”(前の話題に付け加える時に使える単語、AとB)などになります。
まとめ
「それと」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「それと」の意味・使い方・例文・類語・英語表現を調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。