「見に来る」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「見に来る」とは?
これは、何かを見るために来る様子を言い表した言葉です。
「身に来る」は「見る」という行為を目的として、「来る」ことを意味します。
つまり「来る」は、「見る」という行為を実現するための手段として表現されているのです。
なお、「見る」は視覚を使って情報を認識するような行為になります。
つまり、目で何かを知覚することを「見る」という動詞で言い表せるのです。
また、「来る」は自分の側に誰かが移動してくることを表現しています。
これが相手のもとに自分が移動するのであれば「行く」という動詞に変化するのです。
これらのことから、この言葉が何かを見るために来る様子を言い表したものであると分かるのです。
「見に来る」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、上司が現場に来ることになっていたとします。
そしてそのことを、現場のメンバーに伝えることにしたのです。
このようなケースで、「実際に現場を見に来るとのことです」と伝えるとよいでしょう。
これにより、見ることを目的として来る様子を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「見に来る」の表現方法に注意するべきです。
これは「見に来ます」で丁寧語になります。
また「見に参ります」で謙譲語になるのです。
さらに、「見にいらっしゃる」や「見に来られる」で尊敬語にする方法もあります。
このように、色々な形で同じような内容を表現できると分かります。
敬語の使い方次第で、それぞれ印象の違う表現を作り出せるのです。
「見に来る」を使った例文
例文のように、前後に適切な言葉を付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『実際に見に来るとよいでしょう』
・『こちらまで見に来ることになりました』
・『現場まで見に来るべきだと思います』
「見に来る」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「見に来る」の類似表現
たとえば、「見るために来る」が類似表現になります。
「見に来る」と「見るために来る」は、同じような意味で使えるのです。
「見に来る」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「見にいらっしゃる」に言い換えできます。
なお、この場合は尊敬語を使った敬語表現になっているのです。
まとめ
このように、何かを見るために来る様子を言い表す場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。