「直面しておりました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「直面しておりました」とは?
この言葉は、何かに直接ぶつかっていたような様子を言い表したものです。
「直面」は、「直接ぶつかっていた」ような様子を表したものになります。
つまり、避けて通れないような事案にぶつかる様子を「直面」と表現できるのです。
なお、「直面する」という形で動詞の「する」を組み合わせる事ができます。
このケースでは、「直面」という名詞が、動詞のように使用できるのです。
なお、「直面しております」にすると、敬語を使った現在進行形の表現に変化します。
ここでは謙譲語と丁寧語で、言葉が持つ印象を変化させているのです。
なお、ここでは「ました」に語尾を変更しています。
つまり、過去のある時点で「直面する」という状態が継続していたことを、ここでは表現しているのです。
これらのことから、この言葉が何かに直接ぶつかっていたような様子を言い表したものであると分かるのです。
「直面しておりました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、あるプロジェクトに関して振り返っていたとします。
そして、当時は難しい課題にぶつかっていたことを、周囲の人に説明しようと思ったのです。
このようなケースで、「あの頃は、私も難しい課題に直面しておりました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、難しい課題にぶつかっていたことを、上手に伝えられます。
これを使うときは、「おりました」の表現方法に注意するべきです。
これは「いました」に置き換えできます。
また、全体を言い換えて「ぶつかっていました」とする方法もあるのです。
このように、色々な形で同じ内容を言い表せます。
実際の状況に応じて、上手に使い分けるとよいでしょう。
「直面しておりました」を使った例文
例文のように、前段に説明などを付け加えると、自然な使い方ができるのです。
・『難しいトラブルに直面しておりました』
・『深刻な問題に直面しておりました』
・『かなり多くの課題に直面しておりました』
「直面しておりました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「直面しておりました」の類似表現
「直面していたのです」が類似表現になります。
これはどちらも、同じような意味で使えるのです。
「直面しておりました」の敬語表現
別な形で敬語にする場合は、「直面していました」に言い換えできます。
まとめ
このように、何かに直接ぶつかっていたような様子を言い表す場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。