「生かしてまいりたいと思います」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「生かしてまいりたいと思います」とは?
これは、生かしていきたいと思う気持ちを伝えるための言葉です。
「生かす」は「生きるようにする」という意味を持ちます。
つまり、自分の意思によって、「生きる」という状態にすることを「生かす」と表現できるのです。
なお、ここでの「生かす」は「活かす」ではありません。
つまり、何かを活用するのではなく、生命を保つようにする行為を「生かす」と表現しているのです。
さらに「生かしてまいりたい」は、将来に向けてそのような状況を継続していきたい気持ちを表現しています。
ここでは謙譲語を使うことで、相手への敬意を表しているのです。
なお、語尾には「思います」という丁寧語を組み合わせて、それが自分の考えであることを表現しています。
これらのことから、この言葉が生かしていきたいと思う気持ちを伝えるためのものであると分かるのです。
「生かしてまいりたいと思います」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、実験用にある生物を飼っていたとします。
そしてその生物は、大変貴重なものだったのです。
このようなケースで、「この生物は貴重なため、今後も生かしてまいりたいと思います」と伝えるとよいでしょう。
これにより、生きるようにしていきたい気持ちを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「生かしてまいりたい」の表現方法に注意するべきです。
これは「活かしてまいりたい」という同音の言葉があります。
しかしこれは、意味の異なる表現になっているのです。
意味の違いに注意しながら、上手に使い分けるとよいでしょう。
「生かしてまいりたいと思います」を使った例文
例文のように、前段に少し説明を加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『この生物は、生かしてまいりたいと思います』
・『ここにいる家畜は、今後も生かしてまいりたいと思います』
・『実験用に飼っていますので、生かしてまいりたいと思います』
「生かしてまいりたいと思います」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「生かしてまいりたいと思います」の類似表現
たとえば、「生かしていきたいと思います」が類似表現になります。
「生かしてまいりたい」と「生かしていきたい」は、同じような意味で使えるのです。
「生かしてまいりたいと思います」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「生かしてまいりたいく存じます」に言い換えできます。
まとめ
このように、生かしていきたいと思う気持ちを伝えるために、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。