「伺わせていただきたいと考えています」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「伺わせていただきたいと考えています」とは?
これは、相手の許可をもらって伺いたいと考えていることを伝えるための言葉です。
「伺う」は「行く」や「聞く」を意味します。
これは謙譲語であり、相手にへりくだるような印象で敬意を伝えるものになっているのです。
さらに「させていただく」は、「させてもらう」を謙譲語にしたものになります。
このような言い回しを使うと、相手の了承を得た上で何らかの行為に及ぶ様子を表現したものになるのです。
なお、ここでは「いただきたい」という形で、願望の意味を付与しています。
そして「考えています」は丁寧語を用いた現在進行形の表現になっているのです。
これらのことから、この言葉が相手の許可をもらって伺いたいと考えていることを伝えるためのものであると分かるのです。
「伺わせていただきたいと考えています」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある顧客と電話していたとします。
そしてその顧客のオフィスを、明日訪問したいと考えていたのです。
このようなケースで、「明日の午後にでも、伺わせていただきたいと考えています」と伝えるとよいでしょう。
これにより、訪問したいと考えていることを、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「伺わせていただきたい」の表現方法に注意するべきです。
これは「伺わせてもらいたい」に置き換えできます。
また、「伺わせていただきたく」も同じ用途で使用できるのです。
「伺わせていただきたいと考えています」を使った例文
例文のように、前段で伺う対象を述べると、分かりやすい表現にできるのです。
・『まずは詳細を、伺わせていただきたいと考えています』
・『来週月曜日に、伺わせていただきたいと考えています』
・『貴社オフィスに、伺わせていただきたいと考えています』
「伺わせていただきたいと考えています」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「伺わせていただきたいと考えています」の類似表現
たとえば、「伺わせてもらいたいと考えています」が類似表現になります。
「いただく」と「もらう」は、同じような意味で使えるのです。
「伺わせていただきたいと考えています」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「伺わせていただきたいと考えております」に言い換えできます。
まとめ
このように、相手の許可をもらって伺いたいと考えていることを伝えるために、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。
