「見合わせることとなりました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「見合わせることとなりました」とは?
これは、暫定的に中止することになった様子を言い表した言葉です。
「見合わせる」は、互いに顔を見るような行為を意味します。
また、何かの実行を暫定的に中止する場合にも「見合わせる」という表現が使用されるのです。
これは、完全な中止ではなく、暫定的な中止を意味します。
つまり、いずれは実行することを想定した中止を「見合わせる」と表現しているのです。
なお、「見合わせること」にすると、そのような事象を表す言葉になります。
そして「なりました」は「なった」を丁寧語にしたものになっているのです。
これらのことから、この言葉が暫定的に中止することになった様子を言い表したものであると分かるのです。
「見合わせることとなりました」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある計画を進めようと考えていたとします。
しかし状況を考えると、実行するには早すぎると判断したのでした。
このようなケースで、「今回は、実行を見合わせることとなりました」と伝えるとよいでしょう。
これにより、暫定的に中止するような様子を、上手に伝えられるのです。
この言葉を使うときは、「見合わせることとなりました」の表現方法に注意するべきです。
これは「見合わせることとなったのです」に置き換えできます。
また、「見送ることとなりました」も類似表現として使用できるのです。
「見合わせることとなりました」を使った例文
例文のように、前段に見合わせる対象などを付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『会議の開催を、見合わせることとなりました』
・『明日のイベントを、見合わせることとなりました』
・『来週の出張について、見合わせることとなりました』
「見合わせることとなりました」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「見合わせることとなりました」の類似表現
たとえば、「見合わせることになりました」が類似表現になります。
「ことと」と「ことに」は、同じような意味で使えるのです。
「見合わせることとなりました」の敬語表現
これを別な敬語表現にすると、「見合わせることとなったのです」に言い換えできます。
まとめ
このように、暫定的に中止することになった様子を言い表す場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使えるので、上手に活用するとよいでしょう。