「お近くかと思います」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「お近くかと思います」とは? ビジネス用語【一語】

紛らわしい日本語を正しく知っておくと、自信につながるもの。

「お近くかと思います」を見ていきましょう。

「お近くかと思います」とは?

「かと思います」は、多分そう思うことを表現しています。

この場合の「近く」は勤務先や住まいが、対象の人と近いことを示しています。

不確かなものの住所が近いこと、そう思われる時に用いてみましょう。

「お近くかと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

最近ではリテラシーを問われる時代。

例えば秘書をしていて、社長の住所を他のスタッフに口外してしまうのは、従業員としての規定に違反することも。

言葉や内容に気を付けながら、慎重に用いていきましょう。


「お近くかと思います」を使った例文

・『出身大学のお近くかと思います』
・『お近くかと思いますので、ご一緒にいかがでしょうか』
・『ご実家のお近くかと思います』

「お近くかと思います」の類語や敬語での言いかえ

こちらのフレーズの類似表現と、丁寧な言葉を見ていきましょう。

「お近くかと思います」の類似表現

よく似た言い方に「お近くにお越しの際は」「お近くにおいでの際は」もあります。

引っ越しの便りや社屋の移転通知に書く言い方で「ぜひお立ち寄りください」と挨拶文とセットで使われています。

嫌味のない爽やかなフレーズなので、併せて覚えておきましょう。

「お近くかと思います」の敬語表現

丁寧な言い方に整えたいのなら「お近くかと存じます」にします。

「思います」の謙譲語が「存じます」なので、相手を敬う言い回しになります。

取引先の方とたまたま駅で会った時、また上司と帰り時間が同じになった時に用いてみましょう。

「最寄り駅がお近くかと存じます」のように引用されています。

「お近くかと思います」の返答や返信例

場所が近いことを示す言い方なので、丁寧な表現で返しておきましょう。

状況に応じて「光栄です」「心強いです」または「ご縁を感じます」と使い分けておきましょう。

言葉が詰まってしまうと決まずい雰囲気になってしまうので、滑らかな日本語を選ぶようにしましょう。

まとめ

「お近くかと思います」を解説しました。

他の言い回しも学んで、状況に応じた敬語を組み立ててください。