この記事では「見せて頂いてもよろしいでしょうか」について解説をします。
「見せて頂いてもよろしいでしょうか」とは?意味
見てもよいか許可を得る言葉です。
「せて頂い」は「せていただく」のことで、相手に許可を求める意があります。
「頂い」はひらがなで書くこともあります。
「よろしい」は許容できる範囲である、差し支えないという意味です。
「でしょうか」は「だろうか」を丁寧な表現にしたもので、問いかけの意を表します。
「見せて頂いてもよろしいでしょうか」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が何かを見たいときに用います。
他人のものを勝手に見るのは失礼です。
見て欲しくないものもあるので、自分が何かを見たいときは、その持ち主に許可を得るようにしましょう。
この言葉で許可を求めることができます。
「見てください」と相手が求めているならば、このような言葉で許可を求める必要はありません。
問いかけの形にすると、それを許可できるのか、できないのか、相手が決めることができます。
強制的に何かをやらされるのは不快です。
小中学生のころに「宿題をやりなさい」と命令されて、嫌な思いをした経験を持つ人もいることでしょう。
しかし、問いかけの形ならば強制的に何かをさせようとしているのではないので、聞き手を不快にさせにくいです。
他にも「〜よろしいですか」という言い方もできます。
「見せて頂いても」の部分は、「拝見しても」と言い換えることができます。
「拝見」は見ることをへりくだっていう語です。
自分の側を低めて表現しているので、この形でも失礼にはなりません。
「見せて頂いてもよろしいでしょうか」を使った例文
・『恐れ入りますが、見せて頂いてもよろしいでしょうか』
「見せて頂いてもよろしいでしょうか」の返答や返信例
見せることができるならば、「どうぞ」の意を伝えてそのものを相手に渡します。
パソコンの画面上に表示されているものならば、自分が少しわきによけて、相手に見えるようにしましょう。
見てもらうものの説明をすることもあります。
見ただけではよくわからないものもあるので、その場合は説明をするとよいでしょう。
貴重な品物の場合は、気軽に渡せないと思います。
その場合は、触れないように見てもらったり、扱い方の注意点を伝えたりします。
見せたくないものもあるはずです。
その場合は、なぜ見せられないのか理由を伝えて断ります。
まとめ
この言葉は、見てもよいか相手の許可を得るためのものです。
見て欲しくないものもあるので、他人のものを勝手に見るのは失礼です。
見たいと思っても勝手に見ることはせず、相手の許可を得るようにしましょう。