「見積もり金額は低いですがく」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「見積もり金額は低いですが」とは?
「見積もり」とはあるプロジェクトを、引き受けた場合の価格、値段をあらわします。
「このくらいのお値段はいかがですか」と概算をあらわす用紙をいいます。
この場合は「見積もり書に書いてある金額は、いつもより低くなっています」というニュアンスが込められています。
「見積もり金額は低いですが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言い方だと、先方に誤解を与えてしまうことも。
「ですが」と語尾に打消しが付いているので「見積もり金額は低いこと」と正反対のことを後半に付け加える必要があります。
もしシンプルな日本語にしたいのなら「お見積りの金額を控えめに設定しております」と区切ってから、次の言葉を補うなど工夫をしてみましょう。
「見積もり金額は低いですが」を使った例文
・『お見積り金額は低いですが、資材の高騰によって値上がりすることもございます』
・『お見積り金額は低いですが、別途お支払いが発生する可能性もございます』
・『お見積り金額は低いですが、基本金額のみ記載しております』
「見積もり金額は低いですが」の類語や敬語での言いかえ
こちらのフレーズの類語、そして丁寧な言い方を学んでいきましょう。
「見積もり金額は低いですが」の類似表現
同じような言い方に「お見積り書の金額を抑えておりますが」もあります。
交渉の末に低予算の見積書を出したものの、オプションなどが付くと単価が上がる場合に用います。
「低い」を「抑える」に替えているので、落ちついた言い回しに聞こえるでしょう。
「見積もり金額は低いですが」の敬語表現
さらに丁寧な言い方として「見積書をお出しいたしました。
御社のご要望にお応えして、低めのお値段に設定しております」が挙げられます。
「ご要望にお応えして」を加えると、印象良く聞こえます。
「プロジェクトのご変更がある場合は、こちらの金額に上乗せしてお支払いいただくこともございます。
よろしくお願いいたします」等を付け加えて、丁寧な文に仕上げてみましょう。
「見積もり金額は低いですが」の返答や返信例
先方からこのような投げかけがあったら、快く応対を。
「お見積り書のご提案、ありがとうございました。
社内でかけあって、後日お返事をいたします」と答えます。
まとめ
「見積もり金額は低いですが」を解説しました。
丁寧な言い方をマスターして敬語の達人を目指してください。