「開催日が近づいて参りましたので」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「開催日が近づいて参りましたので」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「開催日が近づいて参りましたので」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。

「開催日が近づいて参りましたので」とは?

「開催日が近づいて参りましたので」のフレーズにおける「開催日」「何らかの行事や催し物を行う日のこと」を意味する言葉です。

また「参りました」「来る」の謙譲語の「参る」に丁寧語の「ます」の過去形の「ました」が付けられた表現です。

したがって「開催日が近づいて参りましたので」のフレーズは、「行事や催し物を行う日が近づいて来たので」といった意味の、敬語表現となります。

「開催日が近づいて参りましたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

ビジネスシーンで「開催日」が使われる行事としては、大きな会議や企業主催のイベントや記念日の催しなどが挙げられます。

「開催日が近づいて参りましたので」とのフレーズは、こうした「行事の日程が近づいて来たので」といった意味で、その後ろに続ける言葉によって色々な使い方が出来ます。

例えば、「全国営業所長会議の開催日が近づいて参りましたので、ご出席予定にお変わりがないか、確認をさせていただきます」等と、会議への出席の念押しとして使われることがあります。

また「イベントの開催日が近づいて参りましたので、各日の担当者の割り振りを決めたいと存じます」等と細部の詰めを行う連絡の際に使われることもあります。

さらに「創業30周年の記念式典が近づいて参りましたので、招待客を最終決定したいと思います」等と使うことも出来ます。

準備が大変な行事では最初に骨子を決めて、日程が迫るにつれて色々な細部を決めたり、確認を取ったりする必要が生じます。

そんな際に、このフレーズを使って細部の詰めや確認作業が行われるのです。


「開催日が近づいて参りましたので」を使った例文

・『全社技術部長会議の開催日が近づいて参りましたので、出席予定者に再度確認メールを一斉配信しました』
・『イベントの開催日が近づいて参りましたので、今週金曜日に、漏れがないか最終確認会議を行います』

「開催日が近づいて参りましたので」の類語や言い換え

「開催日」の類語としては「予定日」があり、「開催日が近づいて参りましたので」のフレーズは「予定日が近づいて参りましたので」と言い換えることが出来ます。

また「参りましたので」「おりますので」に換えて「開催日が近づいておりますので」と言い換えることも出来ます。

まとめ

「開催日が近づいて参りましたので」のフレーズは、「行事や催し物を行う日が近づいて来たので」といった意味の、敬語表現です。

行事の細部の詰めや最終確認を行う際に、冒頭でよく使われるフレーズです。