「数え切れません」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「数え切れません」とは?
これは、とても多いということを言い表した言葉です。
「数え切る」とは、全てを数え終えるという意味を持ちます。
これを打消しの形にしたのが「数え切れない」という言葉なのです。
このようにすると、「数える」という行為を完全に終える事が出来ない様子を表現できます。
そしてこれは、間接的に数がとても多いことを言い表しているのです。
なお、ここでは語尾に「ます」を加えています。
これは丁寧語であり、言葉が持つ印象を変化させる効果を持っているのです。
これらのことから、この言葉がとても多いということを言い表したものであると分かるのです。
「数え切れません」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある製品を紹介していたとします。
そしてその製品の導入実績は、かなりの数があったのでした。
このような状況で、「当社の導入事例は、それこそ数え切れません」と言うとよいでしょう。
これによって、とても多いということを、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「数え切れません」の表現方法に注意するべきです。
これは「数えきれないほどです」と言い換えできます。
また、「とても多いです」のように言い換える手段もあるのです。
このように、同じような意味でも、複数の表現手段が存在します。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「数え切れません」を使った例文
ここではいくつかの例文を挙げています。
このように、前段に少し言葉を付け加えると、自然な使い方ができるようになるのです。
・『当社の導入実績は、とても数え切れません』
・『今まで完遂した案件は、それこそ数え切れません』
・『あまりに多く、それはもう数え切れません』
「数え切れません」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「数え切れません」の類似表現
これの類似表現として、「枚挙にいとまがありません」が挙げられます。
「数え切れません」と「枚挙にいとまがありません」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「数え切れません」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「数え切れないほどでございます」に言い換えることが可能です。
なお、この場合も丁寧語を用いた敬語表現の形になっているのです。
まとめ
このように、とても多いということを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使える言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。