「このような機会を頂きありがとうございます」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「このような機会を頂きありがとうございます」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、「このような機会を頂きありがとうございます」の意味を分かりやすく説明していきます。

「このような機会を頂きありがとうございます」とは?意味

「このような機会を頂きありがとうございます」は、「目上の人や取引先に対して、自分を成長させるきっかけを与えてくれたことに対してお礼を述べる時の丁寧な表現」という意味です。

良いこと・悪いことどちらでも、結果的に自分のためになることに導いてくれたことへのお礼の言葉です。

「このような機会を頂きありがとうございます」の成り立ちや使われるシーン

「このような機会を頂きありがとうございます」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。


「このような機会を頂きありがとうございます」の成り立ち

「このような機会を頂きありがとうございます」「この+ような+機会+を+頂き+ありがとう+ございます」で成り立っています。

「この」「今の」という意味、「ような」は助動詞「ようだ」の連体形、「機会」「有ることをするのに最も良い時機」という意味、「を」は助詞、「いただき」は動詞「もらう」の謙譲語、「ありがとう」は形容詞「ありがたい」の連用形、「ございます」「いる」の丁重語「ござる」の丁寧な表現です。

謙譲語と丁寧語、お礼の意味の言葉が含まれていますので、目上の人にも使えます。

ただし、謙譲語の場合「頂く」「いただく」と平仮名表記にします。

「このような機会を頂きありがとうございます」が使われるシーン

「このような機会を頂きありがとうございます」が使われるのは以下の様なシーンです。

1つ目は、会社からセミナーやレセプションなど、上層部の人達が集まる場所に行かせてもらった時です。

2つ目は、会社から社外研修を受けさせてもらった時です。

3つ目は、上司から責任ある任務を与えられた時です。

「このような機会を頂きありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方

「このような機会を頂きありがとうございます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

『このような機会を頂きありがとうございます、勉強になりました』

上司から、業界の集まりなどに連れて行ってもらい、上層部の人達を紹介してもらった時に使われます。

『このような機会を頂きありがとうございます、力の限りを尽くします』

上司から責任ある役割を任された時に使われます。

「このような機会を頂きありがとうございます」の類語や言いかえ

「このような機会を頂きありがとうございます」の類語や言いかえは以下の通りです。

「貴重な機会をいただき、心より感謝いたします」

「貴重な」とすることにより、「めったにないこと」という意味を強調しています。

まとめ

今回は「このような機会を頂きありがとうございます」について紹介しました。

「このような機会を頂きありがとうございます」「目上の人から良いきっかけを与えてもらった時の丁寧なお礼の表現」と覚えておきましょう。