「見当たりませんでしたので」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「見当たりませんでしたので」とは? ビジネス用語【一語】

本記事では、ビジネスシーンで使用される事もある「見当たりませんでしたので」の言葉の意味や使い方に関して、説明致します。

「見当たりませんでしたので」とは?意味

見当たりませんでしたのでは、みあたりませんでしたので、と読まれるべき言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば分かる事でしょうが、見当たるの否定語である、見当たらないを、丁寧な形で敬語表現にしたのが、この見当たりませんでしたのでの言葉となっています。

だからこそ見当たりませんでしたのでは、見付ける事が出来なかったので、という意味を表すのです。

「見当たりませんでしたので」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

見当たりませんでしたのでは、見付けられなかったので、という意味を持つ言葉となっています。

ただし、ませんやでしたを見れば理解出来る様に、相手を気遣う様な丁寧さのある表現が駆使されているのです。

そのためビジネスシーンでは、部下の様に明確に立場が下と言える人物に対して使うには、不自然な表現の言葉となっているので注意しなければなりません。

この見当たりませんでしたのでは、気遣いや敬いが必要となる、上司やお客、取引相手といった目上の人物に対して用いるべき言葉となっています。


「見当たりませんでしたので」を使った例文

・『資料が見当たりませんでしたので、見付け次第、お送りします』
・『相応しい人材が見当たりませんでしたので、再度募集しても宜しいでしょうか』

「見当たりませんでしたので」の返答や返信

見当たりませんでしたのでは、探し物を見付ける事が出来なかったという事実を相手に伝える際に利用される言葉です。

しかも、語尾のでしたのでを見れば分かる様に、前置きの言葉であり、見付けられなかった事実を伝えながらも、その対処法を伝える際の前置き的な言葉として使われていたりします。

更にこの言葉は、相手を気遣いながらの丁寧語が使用されている事から、立場的には上にあたる人間に対し使うべき言葉です。

逆に言えば、この言葉に返答や返信を行うのは、相手よりも目上の人物という事になります。

なので見当たりませんでしたのでの言葉に対する、返答や返信例としては、探してくれた事に対するお礼である、ありがとうというシンプルな言葉を挙げる事が可能です。

或いは、この言葉の後に明確な対処法が示された時には、よろしく、という言葉も考えられます。

まとめ

見当たりませんでしたのでは、発見する事が出来なかったので、という意味を指し示す言葉です。

ただし、ませんやでしたの様に丁寧さのある表現が使用されている事から、ビジネス上では部下の様な目下の相手に使うべきではありません。

取引相手やお客、上司といった気遣いが必要となる目上の相手に対して、用いるべき言葉となっています。