「一度はお断りしたお話でしたが」という言葉はビジネスで使用される言葉の1つです。
取り引きをしている中で必要になってくる場面もありますので、意味や使い方、返答の仕方についてなど、簡単に説明します。
「一度はお断りしたお話でしたが」とは?意味
「一度はお断りしたお話でしたが」の「一度は」とはそのままの意味で「一回は」となり、「お断りしたお話でしたが」とは「辞退した話ですが」「不承認した話ですが」といった意味があります。
つまり、「一度はお断りしたお話でしたが」とは「一回は辞退した話ですが」という意味合いになります。
「一度はお断りしたお話でしたが」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「一度はお断りしたお話でしたが」という言葉はビジネスにおいて、とても難しいシチュエーションで使われます。
例えば、取引先や
協力会社からある依頼や相談を受けたとします。
しかし、現状では相手の依頼や相談に対応することが難しく一度断りました。
その後、状況が変わり相手の依頼や相談に対応する余裕ができたり、むしろ対応することで自分の仕事や会社にとっても有益な結果をもたらすと判断したため、自分から一度断った話がまだ有効であるかという相談をする際に使われる言葉です。
相手がまだ協力を必要としていれば快く受け入れてくれるかもしれませんが、一度断られているという気持ちはなかなか払拭できませんので、慎重に相手を気遣って話をしましょう。
最悪の場合は、代わりの協力相手をもう見つけてしまっているケースもあるので、そのときはしつこく問いただしたり、無理にお願いしないように注意しましょう。
「一度はお断りしたお話でしたが」を使った例文
・『一度はお断りしたお話でしたが、抱えていた仕事も軌道にのり、時間に余裕ができて参りましたので、もしまだ可能であればお仕事ご一緒させて頂ければと思い連絡させていただきました』
・『一度はお断りしたお話でしたが、先日のお話はまだ有効でしょうか?』
・『一度はお断りしたお話でしたが、社に戻り再検討した結果、御社との話し合いの場を改めて設けさせていただきたいのですが、いかがでしょうか?』
「一度はお断りしたお話でしたが」の返答や返信例
「一度はお断りしたお話でしたが」という言葉を受けた側は、一度断られた話なので相手にペコペコと頭をさげる必要はありません。
しかし、まだ依頼や相談の件が解決していない場合や協力してくれる相手が見つかっていない場合は「現在もまだ協力者が見つかっていない状況なので、お互いの条件が合えば協力をお願いしたいのですが、いかがでしょうか?」と話をするとスムーズに進められます。
しかし、相手が一度断った件に関して問い合わせをしてきた際、すでに代わりの協力者が決まっていた場合は「大変申し訳ありませんが、弊社も対応を急いでおりましたので、今回は他の会社へ協力をお願いすることとなりました。
次回、また機会がありましたら、よろしくお願いいたします」と丁重にお断りしましょう。
まとめ
ここでは「一度はお断りしたお話でしたが」という言葉の意味や使い方、返答の仕方など、例文を用いて簡単に説明してきました。
一度断ったことを再度お願いするということはとても難しいことです。
しかし、上手く話をすれば双方にとっていい結果になることもあります。
説明した意味や使い方を参考にして会話に取り入れていきましょう。