「こちらの資料をお受け取りください」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「こちらの資料をお受け取りください」とは? ビジネス用語【一語】

「こちらの資料をお受け取りください」という言葉はビジネスで言えば、お客様の対応をする受付や事務職を担当する人が多く使用する言葉です。

さまざまな場面が想定されるので、意味や使い方など簡単に説明します。

「こちらの資料をお受け取りください」とは?意味

「こちらの資料をお受け取りください」「こちらの資料を」とは、自分が手に持っている企画書や起案書、プレゼン資料などを指します。

「お受け取りください」とは「受け取ってください」という意味で、そのまま丁寧な言葉にしたものです。

つまり、「こちらの資料をお受け取りください」とは「この資料を受け取ってください」という意味合いになります。

「こちらの資料をお受け取りください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「こちらの資料をお受け取りください」という言葉はイベントや講演会、プレゼンなどの会場入り口で受付担当者が資料を配ったり、会場内で机まで資料を配ったりする際に使われる言葉です。

その他にも、大人数の場合は入口付近に資料を用意して、参加者の人に1部ずつ取ってもらうこともあり、その際には会場の司会進行担当者がマイクでアナウンスしたり、受付担当者が案内する形もあります。

丁寧な言い回しの言葉なので、相手に不快感を与えることなく、必要な資料を配布することができます。

ただ、大人数でない場合や少人数で上層部での会議である場合は、直接席まで届けて手渡しをするか、入口で配布、事前に席にお茶やおしぼりなどと一緒に間違いなく用意しておくのが無難です。

どんな資料なのか、どういったシチュエーションなのかを充分に考慮して、相手に失礼のないように注意しましょう。


「こちらの資料をお受け取りください」を使った例文

・『こちらの資料をお受け取りください。中に入っていただくと、お席にお名前がありますのでご着席ください』
・『こちらの資料をお受け取りください。新商品の詳しい詳細が記載されておりますので、一度目を通しておいてください』
・『こちらの資料をお受け取りください。本日はお足元の悪い中お越しくださって、誠にありがとうございます』

「こちらの資料をお受け取りください」の返答や返信例

「こちらの資料をお受け取りください」という言葉を受けた側は、「ありがとうございます」「ありがとう」と立場が下の相手であってもお礼を言うことが基本です。

資料は受付で受け取ることが多いので、何か不明な点や確認したいことがある場合は案内係である受付担当者にお礼を伝える際に確認するようにしましょう。

まとめ

ここでは「こちらの資料をお受け取りください」という言葉の意味や使い方、返答の仕方などについて簡単に説明してきました。

資料を関係者に配布する機会はビジネスには特に多く、誰でも使う可能性の多い言葉です。

意味や使い方、返答の仕方などを参考にして、どちらの立場になっても困らないようにしましょう。