この記事では、「心からお祝い申しあげます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「心からお祝い申しあげます」とは?意味
「心からお祝い申しあげます」は、「相手の慶事や吉事への祝福の気持ちを表す手紙やメールの定型文」という意味です。
相手に良いことがあった場合に、自分も一緒に喜んでいる気持ちを伝える表現です。
「心からお祝い申しあげます」の成り立ちや使われるシーン
「心からお祝い申しあげます」の成り立ちや使われるシーンは以下の通りです。
「心からお祝い申しあげます」の成り立ち
「心からお祝い申しあげます」は「心から+お祝い+申しあげます」で成り立っています。
「心から」は「本当の気持ちで言動がなされる様子」という意味、「お」は自分の行動をへりくだる接頭辞、「祝い」は「めでたいとして喜ぶこと」という意味、「申し上げます」は動詞「言う」の謙譲語を更に丁寧にした言葉です。
謙譲語と丁寧語が含まれていますので、目上の人に使えます。
「心からお祝い申しあげます」が使われるシーン
「心からお祝い申しあげます」が使われるのは以下の様なシーンです。
「心からお祝い申しあげます」の言葉の使い方や使われ方
「心からお祝い申しあげます」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
1つ目は「相手がビジネスで成功した時」で、昇進・昇格をした時のお祝いの表現でです。
2つ目は「相手のプライベートで慶事・吉事があった時」で、結婚・出産・新築・資格取得など本人に関わることから、子供の受験合格・入学・卒業など家族の慶事にも使われます。
3つ目は「相手が世間に高く評価された時」で、名誉ある賞を受賞したり、立派な行為をして表彰された時などです。
ビジネスの定型文ですので、メールや手紙だけではなく、電報にも使われます。
『ご昇進おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げますとともに、今後のご活躍とご発展を祈念いたします』
相手が高い役職に昇進したことに対して送るメールや電報の定型文です。
『お二人のご結婚を心からお祝い申しあげます』
結婚が決まった人に送る手紙やメール、または結婚式に送る電報の定型文です。
「心からお祝い申しあげます」の類語や言いかえ
「心からお祝い申しあげます」の類語や言いかえは以下の通りです。
「心よりお慶び申しあげます」
「慶び」は「よろこび」と読み慶事に使われ」、「喜び」よりも更に嬉しい気持ちを表します。
まとめ
今回は「心からお祝い申しあげます」について紹介しました。
「心からお祝い申しあげます」は「相手の慶事や吉事に対して祝福する気持ちを伝える定型文」と覚えておきましょう。
