「質疑応答」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語の言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「質疑応答」とは?
「質疑応答」とは、「質問とそれに対する答え・質問とそれに対する答弁」を意味している四字熟語のビジネス用語です。
「質疑応答」という四字熟語は、「質疑」と「応答」という漢熟語から成り立っています。
「質疑」の言葉は、「疑問に思う部分を説明すること」を意味しています。
「応答」というのは、「受け答えすること」を示している言葉です。
「質疑応答」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「質疑応答」は、「質問とそれに対応した答え」を意味して使う使い方になります。
「質疑応答」という四字熟語の言葉を具体的に使うシーンとしては、「会社の会議・他者との打ち合わせ・プレゼン会議・発表会や説明会・学会(学術会議)・シンポジウム・勉強会(ワークショップ)」などを想定することができます。
使うときの注意点は、「質疑応答に答えるという言い回しは間違いである」ということです。
「質疑応答を行います」や「質疑応答の時間」などが正しい使い方になります。
「質疑応答」を使った例文
・『各社のプレゼンの説明が終わった後で、質疑応答を行います』
・『質疑応答の時間はこの後に設けておりますので、ご質問がある方はその際にお尋ねください』
・『社長は掘り下げて聞かれると困る内容があったため、質疑応答は行わずに会見会場を後にしました』
「質疑応答」の類語での言いかえ
「質疑応答」の類語での言いかえを紹介します。
「質疑応答」の類似表現
・『一問一答』
・『質問タイム・質問時間』
・『問い合わせ』
・『ご質問にお答えします』
・『ご質問をお受けいたします』
「質疑応答」とよく似た意味合いを持っている類似表現として、「一問一答」があります。
「一問一答」は、「一つの質問に対して一つの回答を返すこと」を意味している四字熟語の類語です。
「質疑応答」の話し言葉(口語)として使われやすい類似表現として、「問い合わせ」や「質問タイム(質問の時間)」を挙げることもできます。
「質疑応答」というのは簡単に言えば「質問に答えること」なので、それを謙譲語の敬語表現にして言い換えると「ご質問にお答えします」や「ご質問をお受けいたします」になります。
「質疑応答」の英語表現
・『questions and answers』
・『Q&A』
「質疑応答」をそのまま英語の表現に言い換えると、“questions and answers”(質問と回答・質問と答え)になります。
“Questions”と“Answers”の頭文字を取った“Q&A”の略語も、「質疑応答」を意味しています。
まとめ
「質疑応答」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「質疑応答」の意味・使い方・例文・類語・英語を知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。