ここでは、「今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」についてご説明します。
「今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」とは?意味
「今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」の「ご厚誼」とは、情のこもった親しい付き合い、厚いよしみ、といった意味があります。
そのため、この言葉の意味は、「これからも変わらず、情愛のこもった親しいお付き合いをしていただけるよう、お願いいたします」といったものになります。
「ご厚誼」に似た意味を持つ言葉には、「ご高配」や「ご厚情」などがあります。
「ご高配」には、心配り、心遣いといった意味があり、「ご厚情」には、心からの思いやり、といった意味があります。
「ご厚誼」に変わり、「ご高配」や「ご厚情」を使用しても、似たような気持ちを相手に伝えること可能です。
「今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスシーンにおいて、取引先相手などに対し「これからもよろしくお願いします」といった気持ちを込めて使用することができる便利な言葉です。
メールなどで取引先などに使用する際は結びの言葉として使用することが多くなります。
この「ご厚誼」を用いる際の注意点としては、「ご厚誼ください」と使用することはできません。
これからもよろしくお願いしますという気持ちは要求することではないためです。
そのため、決して要求するような言葉遣いにならないよう」注意が必要です。
「今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」を使った例文
・『今まで賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます』
・『平素は格別のご厚誼を賜り厚くお礼申し上げます、今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます』
・『日頃のご厚誼をお礼申し上げますと共に今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます』
「今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」の返答や返信例
挨拶文として使用されることが多いことから、特に決まった返事などは不要です。
「これからも変わらず、情愛のこもった親しいお付き合いをしていただけるよう、お願いいたします」という相手の気持ちに対し「わかりました」といった返事は不要ということです。
返答を行う際は不自然にならないよう注意が必要です。
まとめ
以上が、「今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」の意味や使い方となります。
ビジネスシーンにおいて便利な言葉ですが、細かな点に注意し使用する必要がある言葉になります。
