この記事では「上司に確認いたします」について解説をします。
「上司に確認いたします」とは?意味
自分よりも役職が上の人に確かめるという意味です。
「確認」には、そうであるとはっきりと認めること、調べたり尋ねたりしてはっきりとさせて認めること、という意味があります。
「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語です。
自分の側の行為を低めて表現して、聞き手に敬意を表します。
「ます」は敬意を表す語です。
「上司に確認いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手だけでは判断できず、役職が上の人の確認が必要なときに用います。
自分の勝手な判断ができないときには、上司の確認をとる必要があります。
勝手に判断をしてしまうと、後で問題が起こる可能性があります。
確認作業が面倒だとしても、上司の確認をとるようにしましょう。
上司の確認が必要なため今すぐに答えられないときには、そのことを聞き手に伝えなければなりません。
その際にこの言葉を使用します。
その場に上司がいなければ、確認にしばらく時間がかかります。
相手を待たせることになるので、「恐れ入りますが」など気遣いを示す言葉があるのが望ましいです。
「お時間をいただきますが、よろしいでしょうか」など、相手の確認を得ることもあります。
確認した事柄は、その後メールや電話で伝えます。
確認してどうであったか相手はすぐに知りたいでしょうから、確認がとれたらできるだけすぐに伝えるとよいでしょう。
相手にとって望ましくない結果を伝えるときは、「申し訳ないのですが」などの言葉で気遣いを示すようにするのが望ましいです。
一言あると相手が受ける衝撃が和らぎます。
「上司に確認いたします」を使った例文
・『上司に確認いたします。恐れ入りますが、しばらくお時間をください』
「上司に確認いたします」の返答や返信例
確認のために時間がかかるはずなので、結果を伝えられるまで待っていましょう。
話し手が判断することができず、上司の確認が必要です。
そのため、この場で何かを確認してもらうことはできません。
確認をした後には、メールや電話をしてくれるはずです。
いつ確認が終わるかわからないので、相手の方から連絡をしてもらうとよいでしょう。
早く結果を知りたいからと、何度もメールや電話をするのは望ましくありません。
対応に時間を取らせてしまい、迷惑になります。
まとめ
この言葉は、自分よりも役職が上の人の確認が必要なときに用います。
自分では判断できない事柄があったときには、上司の確認をとるようにしましょう。
確認のために相手を待たせるので、このような言葉を伝えます。