「社員一丸となり精進してまいります」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「社員一丸となり精進してまいります」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「社員一丸となり精進してまいります」について解説をします。

「社員一丸となり精進してまいります」とは?意味

社員がひとつになって努力をしていきます、という意味です。

「一丸」には、心をひとつにしたまとまり、という意味があります。

「社員一丸」という場合は、ある会社に勤務するもの全員が心を一つにしたまとまりを指します。

「精進」は一つの事柄に気持ちを集中して励むこと、真剣に取り組んで努力をすることです。

「まいり」「まいる」のことで、「行く」の謙譲語です。

「ます」は敬意を表します。

「社員一丸となり精進してまいります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、企業があいさつをするときに用います。

たとえば、新年のあいさつです。

会社によっては、新年のあいさつをホームぺージ上で公開します。

これまでお世話になった方やお客様に対して、昨年のお礼や今年の抱負などを伝えます。

その際に、最後の方でこの言葉を使用します。

入社式を行ったなど、催し物を行ったことをホームページ上でお知らせするときにも用いられています。

企業によっては、入社式など企業の行事をお知らせという形でホームページ上で公開しています。

主にお客様に対して伝えているものです。

入社式を行ったお知らせの場合、新しい社員を迎えて、新しく入ってきた人たちとも心をひとつにして、これからも努力していく、という意味でこの言葉を用います。

「まいります」の部分を「まいる所存です」とすることもあります。

しかし、「所存です」とするよりも「まいります」とした方が強い意志を感じられます。

「所存」は考えという意味です。

「こう考えています」という言い方よりも、「まいります」という言い方で「こうします」と言い切った方が、強い意志を感じられるのです。


「社員一丸となり精進してまいります」を使った例文

・『社員一丸となり精進してまいります。今後ともよろしくお願いいたします』

「社員一丸となり精進してまいります」の返答や返信例

多くの人に向かって伝えていることが多く、その場合は返答をする必要はありません。

この前に何かが伝えられているはずなので、そちらの方の内容を理解しておきましょう。

その企業の取り組みがわかるはずです。

努力をしている企業を応援したいと考えることもあると思います。

その企業が製造する製品を購入したり、サービスを利用したりすると、その企業を応援することができます。

まとめ

この言葉は、社員が心をあわせて努力するという意味です。

あいさつの際に主に使用されています。

こういった言葉をあいさつの最後に使うことで、企業のやる気が伝わります。