「目安だけでも教えていただけますと幸いです」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「目安だけでも教えていただけますと幸いです」とは?
これは、どの程度なのかだけでも教えてほしい場合に使用される言葉です。
「目安」は「どの程度か」を意味する言葉です。
つまり、分量や期間などを、大まかな形で推測したものを「目安」と表現できるのです。
また、「目安だけでも」とすれば、目安以外は知らなくても構わないことを表現できます。
そして「教えていただけますと幸いです」は「教えてほしい」と同じような意味で使用できる言葉なのです。
なお、ここでは謙譲語と丁寧語を使った敬語表現になっています。
「目安だけでも教えていただけますと幸いです」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある仕事を依頼したとします。
しかし依頼した相手は、この仕事がいつ終わるか全く分からないと言ってきたのです。
このような状況で、「それでは、目安だけでも教えていただけますと幸いです」と言うとよいでしょう。
これによって、どの程度かかるのかだけでも教えてほしいことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「教えていただけますと」の表現方法に注意するべきです。
これは「教えてくださいますと」で尊敬語になります。
同じような意味でも、少し印象の違う表現になるのです実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「目安だけでも教えていただけますと幸いです」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、語尾を少し変えると、印象の違う表現になるのです。
・『目安だけでも教えていただけますと幸いです』
・『目安だけでも教えていただけますと幸いでございます』
・『目安だけでも教えていただけますと嬉しく思います』
「目安だけでも教えていただけますと幸いです」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「目安だけでも教えていただけますと幸いです」の類似表現
これの類似表現として、「目処だけでも教えていただけますと幸いです」が挙げられます。
「目安」と「目処」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「目安だけでも教えていただけますと幸いです」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「目安だけでも教えていただけますと幸いでございます」に言い換えることが可能です。
まとめ
このように、どの程度なのかだけでも教えてほしい場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。