「貴社に入社したい気持ちは強いのですが」とは?
ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「貴社に入社したい気持ちは強いのですが」とは?
これは、相手の会社に入りたい気持ちが強い場合に使用される言葉です。
ただし、ここでは語尾が「ですが」になっているため、その気持ちに反した結論を述べる状況が想像できます。
また、「貴社」は相手の会社を敬称にした言葉です。
また「入社したい気持ち」は「会社に入りたいと思う感情」を言い表しています。
さらに、そのような感情が強いことを「強いのですが」という丁寧語で表現しているのです。
これらのことから、この言葉が相手の会社に入りたい気持ちが強い場合に使用されるものであると分かるのです。
「貴社に入社したい気持ちは強いのですが」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点
たとえば、ある企業からの内定を辞退することにしたとします。
そのため、相手の担当者に電話でその旨を伝えることにしたのです。
このような状況で、「貴社に入社したい気持ちは強いのですが、この度は辞退することにいたしました」と言うとよいでしょう。
これによって、会社に入りたい気持ちが強いことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使うときは、「入社したい」の表現方法に注意するべきです。
これは「入社いたしたい」で謙譲語になります。
同じような意味でも、敬語の使い方次第で印象の違うものになるのです。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「貴社に入社したい気持ちは強いのですが」を使った例文
ここでは例文を挙げています。
このように、前段の内容に合わせて、適した言葉を続けるとよいでしょう。
・『貴社に入社したい気持ちは強いのですが、今回は辞退するつもりです』
・『貴社に入社したい気持ちは強いのですが、諦めるしかありません』
・『貴社に入社したい気持ちは強いのですが、今回は見送る予定でございます』
「貴社に入社したい気持ちは強いのですが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「貴社に入社したい気持ちは強いのですが」の類似表現
これの類似表現として、「貴社に入りたい気持ちは強いのですが」が挙げられます。
「貴社に入社したい」と「貴社に入りたい」は、同じような意味で使える言葉になっているのです。
「貴社に入社したい気持ちは強いのですが」の敬語表現
この言葉を別な敬語表現にすると、たとえば「貴社に入社いたしたい気持ちは強いのですが」に言い換える事が可能です。
まとめ
このように、相手の会社に入りたい気持ちが強い場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。
