「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが」とは?
これは、本当なら直接会って故人を悼む気持ちを伝えたいということを言い表した言葉です。
「本来であれば」は「本当なら」と同じ意味です。
これは、「本当の姿や状態」を言い表しています。
また、「お目にかかり」は直接会うことを表現しています。
そして「お悔やみを申し上げる」は、故人を悼む気持ちを謙譲語で表現したものなのです。
なお、ここでは「ところですが」という形で語尾を終えています。
つまり、それが実現できない状況が推察されるのです。
「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
たとえば、ある人物が亡くなったとします。
しかし、その場に直接行く事ができませんでした。
このような状況で、「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが書面となり恐縮です」と伝えるとよいでしょう。
これによって、直接お悔やみを伝えられない状況を、上手に表現できるのです。
この言葉を使うときは、「本来であれば」の表現方法に注意するべきです。
これは「本来でしたら」などに置き換えて使用できます。
実際の状況に応じて、適した言葉を選ぶとよいでしょう。
「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが」を使った例文
このように、語尾を少し変えると、印象の違う表現になります。
・『本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが』
・『本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところではありますが』
・『本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところではございますが』
「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語を解説していきます。
「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが」の類似表現
これの類似表現として、「本来であれば直接会ってお悔やみを申し上げたいところですが」が挙げられます。
「お目にかかり」と「直接会って」は、同じ意味で使える言葉なのです。
「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところですが」の敬語表現
これを別な敬語にすると、「本来であればお目にかかりお悔やみを申し上げたいところではございますが」に言い換えられます。
まとめ
このように、本当なら直接会って故人を悼む気持ちを伝えたいということを言い表す場合に、この言葉を使用できると分かります。
ビジネスでも使えますので、上手に活用するとよいでしょう。