「新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました」について解説をします。

「新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました」とは?意味

年が明けてからのあいさつが遅くなったことへの謝罪の言葉です。

「ご挨拶」「挨拶」を敬意を表す言い方にしたものです。

「ご」は他人に対する行為を表す語について、その行為が及ぶ人に敬意を表します。

「遅れ」は、決められた時刻や期限を過ぎることです。

「大変」は、程度がはなはだしいさまを表します。

「失礼いたしました」は謝罪をする際に用いる語です。

「いたしました」「いたし」「する」の謙譲語・丁寧語です。

「まし」は敬意を表す「ます」のことで、「た」は動作や作用が過去に行われた意や、動作や存在の確認の意を表します。

「新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、新年のあいさつをするのが遅くなったときに用います。

新年のあいさつは松の内までに伝えます。

松の内の期間は地域によって異なりますが、1月7日あるいは1月15日までです。

この期間を過ぎたら「あけましておめでとうございます」など、新年を祝う言葉は使用しません。

あいさつをすべきお世話になっている人に対して、新年のあいさつが遅れてしまうのは失礼です。

そういった場合にこのような言葉を伝えます。

「大変失礼いたしました」とすると大げさな印象を与えることもあるので、伝える相手によっては「ご挨拶が遅れました」としてもよいでしょう。

年賀状をもらったら年賀状を返すのですが、松の内をすぎたら寒中見舞いとなります。

松の内の間に会うことができない相手もいると思います。

その場合は、会った際にあいさつをするとよいでしょう。


「新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました」を使った例文

・『新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました。今年もよろしくお願いいたします』

「新年のご挨拶が遅れましたこと大変失礼いたしました」の返答や返信例

よろしくの意がこの後に伝えられるはずなので、こちらからもよろしくの意を伝えます。

年賀状などでこちらからあいさつをしているかもしれませんが、対面の場合ならば、もう一度あいさつをするとよいでしょう。

こちらから年賀状を出しており、寒中見舞いをもらったときは、はがきや手紙を出す必要はありません。

まとめ

この言葉は、年が明けてからのあいさつが遅くなってしまったときに用います。

あいさつに伺いたいと思っていてもなかなか会えず、あいさつが遅くなる場合もあります。

そういったときに、この言葉が用いられます。