「ご面談の機会をいただき」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「ご面談の機会をいただき」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「ご面談の機会をいただき」について解説をします。

「ご面談の機会をいただき」とは?意味

人と会って直接話をする場を作ってもらって、といった意味です。

「ご面談」「面談」を敬意を表す言い方にしたものです。

「面談」には、人と会って直接話をすることという意味があります。

顔をあわせて話をすることで、メールのような文章でのやりとりではありません。

「ご」は、他人の行為を表す語や他人に対する行為を表す語について、その人に敬意を表します。

「機会」は、物事をするのにちょうどよいときという意味です。

「いただき」「もらう」の謙譲語になります。

「ご面談の機会をいただき」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手が面談をする機会を作ってもらったときに用います。

面談をして欲しいという意味ではなく、すでに面談をする場は設けられています。

面談をするためには、その人に会って話をする時間を作る必要があります。

やるべき事柄がある中、話をするための時間をわざわざ作ってもらうのは、ありがたいことだといえます。

そのため、この後にはお礼の言葉が続きます。

これから面談をするその場で伝えることもあれば、メールで伝えることもあります。

人と直接会って、助言をしたり質問をしたりすることは「面接」といいます。

会社に入れる人を決めるときに人と会って質問をすることは、「採用面接」といいます。

この場合は「ご面談」という言葉は使用しません。

これから面談をする場面であれば、その時間に遅れないようにしましょう。

わざわざ時間を作ってくれているのに、遅れてしまっては失礼になるし、迷惑をかけることにもなります。

予定時間の5分前にはその場に到着していることが望ましいです。


「ご面談の機会をいただき」を使った例文

・『ご面談の機会をいただき、ありがとうございます』

「ご面談の機会をいただき」の返答や返信例

この言葉自体には返答せず、話し合いを始めることがあります。

雑談をしてから本題に入る場合もあれば、雑談はせずに本題に入ることもあります。

貴重な時間なので、雑談ばかりにならないようにしましょう。

今は面談をする場面ではなく、これから先のある時点で面談をする場合であれば、その日を楽しみにしているなど伝えるとよいでしょう。

自分が時間に遅れないように気をつけてください。

もしも急な予定変更があったときには、早めに知らせるようにします。

まとめ

この言葉は、面談をする時間を作ってもらったときに使用をします。

わざわざ時間を作って会ってくれて、話をしてくれるのは、ありがたいことです。

こういったときに感謝の言葉とともに使用をします。