「懲りずにお付き合い」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「懲りずにお付き合い」とは?
「懲りずにお付き合い」は、嫌にならずに付き合ってほしいことを言い表した言葉です。
これは、たとえば「懲りずにお付き合いください」のように使用します。
つまり、相手に付き合ってほしいような場面で使用できる言葉なのです。
また、「懲りずに」とは「懲りる」という動詞が変形したものです。
このように言い換えると、「懲りないで」のような否定形の意味を持つ言葉に変化します。
そして「懲りる」とは「嫌になる」や「飽きる」のような意味を持っているのです。
これらのことから、「懲りずにお付き合い」が、嫌にならずに付き合ってほしいことを言い表した言葉であると分かるのです。
「懲りずにお付き合い」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「懲りずにお付き合い」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある資料のレビューをお願いしたとします。
そしてその資料に関するレビューは、既に三回目になっていたのでした。
このような場合には、「何度もお願いして恐縮ですが、懲りずにお付き合いください」と述べるとよいでしょう。
これにより、嫌にならないで付き合ってほしいことを、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「お付き合い」に組み合わせる言葉に注意しましょう。
「お付き合いください」で尊敬語、「お付き合いいただきたい」で謙譲語になります。
さらに、「付き合ってください」や「付き合っていただきたい」と言い換えるような方法もあるのです。
このように、同じ意味の言葉でも、敬語の使い方次第で印象が変化します。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「懲りずにお付き合い」を使った例文
「懲りずにお付き合い」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加える事で、自然な印象の表現にできるのです。
・『何度も申し訳ありませんが、懲りずにお付き合いください』
・『毎日お願いして恐縮ですが、懲りずにお付き合いいただきたい』
・『しつこくお願いしておりますが、懲りずにお付き合いいただければ幸いです』
「懲りずにお付き合い」の類語と敬語での言いかえ
「懲りずにお付き合い」の類語と敬語を解説していきます。
「懲りずにお付き合い」の類似表現
「懲りずにお付き合い」の類似表現には、「嫌がらずにお付き合い」があります。
「懲りずに」と「嫌がらずに」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「懲りずにお付き合い」の敬語表現
「懲りずにお付き合い」を敬語にする場合は、他の言葉を組み合わせるとよいでしょう。
たとえば、「懲りずにお付き合いください」とすれば、尊敬語を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「懲りずにお付き合い」は、嫌にならずに付き合ってほしいことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
