「大元」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「大元」とは?
「大元」は、一番の理由や原因になっている事物のことを表現した言葉です。
「大元」は「おおもと」と読みます。
これは、「一番の理由や原因になっているもの」や「根本的な理由や原因」のような意味を持つ言葉です。
たとえば、「これが元になっています」とすれば、何かが理由や原因になっていることを示します。
これを「これが大元になっています」とすれば、より根本的な理由や原因になっていることを表現する言葉になるのです。
これらのことから、「大元」が、一番の理由や原因になっている事物のことを表現した言葉であると分かるのです。
「大元」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「大元」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、ある計画を見直すことになったとします。
そして計画見直しが必要となった原因は、外部環境の変化にあるのでした。
このような場合には、「外部環境の変化が大元になって、当社は計画を見直しました」と述べるとよいでしょう。
これにより、根本的な原因になっているような様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「大元」の使い方に注意しましょう。
これは「根本原因」や「根本的な理由」などの類似表現で代替可能です。
同じような意味ですが、選択する言葉次第で印象が変化するのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「大元」を使った例文
「大元」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加える事で、自然な印象の表現を作り出せるのです。
・『予定変更の大元になっています』
・『仕切り直しの大元になりました』
・『再計画の大元になったようです』
「大元」の類語と敬語での言いかえ
「大元」の類語と敬語を解説していきます。
「大元」の類似表現
「大元」の類似表現には、「根本原因」があります。
「大元」と「根本原因」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「大元」の敬語表現
「大元」を、単独で敬語に言い換える事はできません。
ここには、敬語に言い換えるべき言葉が含まれていないのです。
これを敬語にする場合は、組み合わせる言葉によって工夫します。
たとえば、「大元になっております」とすれば、謙譲語と丁寧語を用いた敬語表現の形にできるのです。
まとめ
このように「大元」は、一番の理由や原因になっている事物のことを表現した言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉になっていますので、しっかりおぼえて活用するとよいでしょう。