「加筆修正いただき」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「加筆修正いただき」とは?
「加筆修正いただき」は、何かを書き加えて修正してほしいことを表現した言葉です。
「加筆」は「筆を加えること」を意味します。
つまり、何かを書き加えるようなことを「加筆」という言葉で表現できるのです。
また、「修正」は「ただしくなおすこと」を意味します。
これを組み合わせて「加筆修正」とすれば「書き加えてなおすこと」のような意味の言葉になるのです。
なお、「いただき」は「いただく」の語尾が変形したものです。
そして「いただく」は、「もらう」を意味する謙譲語になっています。
これらのことから、「加筆修正いただき」が、何かを書き加えて修正してほしいことを表現した言葉であると分かるのです。
「加筆修正いただき」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「加筆修正いただき」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、取引先から文書の納品を受けたとします。
しかし、その文書には記載の不足が散見されたのでした。
このような場合には、「できれば明日までには加筆修正いただきたいと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、書き加えて正しくなおしてほしいことを、上手に伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「加筆修正」の使い方に注意しましょう。
これは「加除訂正」という類似表現があります。
前者が追加のみを意味するのに対して、後者は追加と削除を言い表しているという違いがあるのです。
同じような使い方ができますが、少し意味の違う言葉になります。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「加筆修正いただき」を使った例文
「加筆修正いただき」を使った例文を挙げます。
例文のように、前段の内容に合わせて、語尾を付け加えるとよいでしょう。
・『加筆修正いただきたいと思います』
・『加筆修正いただきますと幸いです』
・『加筆修正いただきたく存じます』
「加筆修正いただき」の類語と敬語での言いかえ
「加筆修正いただき」の類語と敬語を解説していきます。
「加筆修正いただき」の類似表現
「加筆修正いただき」の類似表現には、「加除訂正いただき」があります。
「加筆修正」と「加除訂正」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「加筆修正いただき」の敬語表現
「加筆修正いただき」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「加筆修正していただき」に言いかえできます。
まとめ
このように「加筆修正いただき」は、何かを書き加えて修正してほしいことを表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
