この記事では、「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」の意味を分かりやすく説明していきます。
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」とは?意味
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」は、相手に対し、手が空いた時に返事をくださいとお願いする丁寧な表現です。
「お手すき」の「お」は相手の動作を敬う接頭辞、「手すき」は「仕事が落ち着いていて手が空いていること」という意味、「際に」は「時に・場合に・機会に」という意味、「お返事」の「お」は尊敬語・美化語の接頭辞、「いただければ」は動詞「もらう」の謙譲語「いただく」の可能形に仮定の接続詞「ば」が付いた語、「幸いです」は「うれしく思います」という意味です。
非常に丁寧な表現で、目上の人や社外の人にこのまま使えます。
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」が使われるのは以下の様なシーンです。
1つ目は、相手があまりにも忙しそうで、すぐに返事を貰えそうにない時です。
2つ目は、返事を貰いたい相手が不在で、電話や受付などで第三者に伝言をお願いする時です。
3つ目は、最初から急いでいない案件をメールや手紙などで送る時です。
優先度の低いことに対して使うべきであり、急ぎの用件には使えません。
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」の言葉の使い方や使われ方
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『こちらに書類を置きますので、お手すきの際にお返事いただければ幸いです』
・『大変恐縮ですが、〇〇様に「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」とお伝え願えますか』
・『アンケートを送付いたしますので、お手すきの際にお返事いただければ幸いです』
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」の類語や言いかえ
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」の類語や言いかえは以下の通りです。
「ご都合のよろしい時にお返事いただければ幸いです」
「ご都合」の「ご」は尊敬語・美化語の接頭辞、「都合」は「予定をやりくりすること」という意味です。
「お時間のある時にお返事いただければ幸いです」
「お時間」の「お」は尊敬語・美化語の接頭辞で、こちらは日常会話でもよく使われます。
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」の英語表現
「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」の英語表現は以下の通りです。
“I look forward to having your reply at your earliest convenience”
「お時間ができた時にお返事くださることを期待しております」になります。
「please」を使わないのでより遠回しな表現です。
まとめ
今回は「お手すきの際にお返事いただければ幸いです」について紹介しました。
ビジネスや日常で正しく使える様に覚えておきましょう。