この記事では「息災で何よりです」という言葉について説明していきます。
「息災で何よりです」とは?
病気にかからず無事でいること、達者でいることなどを指す言葉ですが。
健康という言葉は人それぞれの基準があり、無理をしなければ仕事に支障がない程度の持病でなかなか治らないというものもありえます。
そのため、この言葉をかける相手が前回会った際と比べて変化がないというラインでも使うことはありえます。
「息災で何よりです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
相手の健康を祈る「息災であることを祈ります」という言葉ではないため、会話で使われる言葉になり、「変わりがない」「とても元気」というところから使える言葉です。
相手が「風邪気味」などというときには使えず「お大事になさってください」という言葉になります。
重篤でなくても体調に悪い変化があった場合は使わないべき言葉ではあります。
相手だけでなく、相手の家族などに対しても使うことができます。
何かあって無事だったという際にも使えないことはないですが、「無事で何よりです」のほうが使いやすいでしょう。
「息災で何よりです」を使った例文
・『A…最近はどうですか? B…特に病気もせずやっているよ。 A…息災で何よりです。』
相手が健康で何よりという言葉のため、相手の調子を聞くというスタイルになります。
健康であることは大事ではありますが、毎日のように聞く言葉ではないと言えるでしょう。
久々に会った際などに聞くことがありえます。
・『お久しぶりです、息災で何よりです。』
人に会うというケースで見た目で健康そうだというときに使うケースですが「息災そうで何よりです」のほうがベターと言えます。
・『ご家族の皆様も息災で何よりです。』
手紙での返答例で、手紙で相手の家族が息災であるとわかっているときの返答例です。
病気を患っている話があった場合は使えず、病気を気遣う文章になります。
「息災で何よりです」の類語や敬語での言いかえ
「無事で何よりです」「健康で何よりです」「何もなくてよかったです」などが類語として使えます。
「息災で何よりです」の類似表現
「健康」「無事」「元気」などの言葉と何より、嬉しいという意図が入れば類語ですが、そう種類は多くないでしょう。
「息災で何よりです」の敬語表現
「ご息災で嬉しい限りです」とする事ができます。
ただし御息災には「のんきで物事に無頓着なこと」という意味もあり、ひらがなの「ご息災」にしたほうが良いでしょう。
「息災で何よりです」の返答や返信例
ありがとうなどと返すのがベターで健康の話をするのも一般的でしょう。
まとめ
息災で何よりですという言葉は相手の健康状況を気遣う言葉で、相手の平均より下がっていなければ使える言葉ではあります。
相手が健康であると決めつけて使わないようにしましょう。