「近況をお伝えしたく」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「近況をお伝えしたく」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「近況をお伝えしたく」について解説をします。

「近況をお伝えしたく」とは?意味

最近のようすを知らせたく、といった意味です。

「近況」は最近のようすという意味になります。

最近とは、どれくらい近い過去のことを指すのか定義はありません。

自分の身近な状況について使うことが多い言葉です。

「お伝え」「伝える」「お」をつけて、敬意を表す言い方にしたものです。

「伝え」の連用形が「伝える」で、言葉や絵などで知らせるという意味があります。

動詞の連用形に「お」をつけて、その下に「する」を添えた形で、謙譲の意を表します。

「たく」は話し手の希望を表す語です。

「近況をお伝えしたく」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手の近ごろのようすを伝えたいときに用います。

「たく」は話し手の希望を表します。

つまり、他人から「近ごろのことを聞かせてください」と求められているのではなく、話し手側から進んで伝えるということです。

知らせたいという気持ちを持っているのです。

「たく」で言葉を切ると中途半端なので、この後には言葉を続けます。

続く言葉は、「手紙を書いた」「電話をした」といった意味のものです。

そして、この後に自分の最近のようすを述べます。

「近況」は身近な事柄に関して使うことが多く、家族のこと、自分の健康状態のこと、近所のこと、最近買い物したことなどを話す際に用います。

それ以外にも仕事に関して使うこともできます。

この言葉が敬意を表す言い方になっているので、最近のようすを伝える際にも敬意を表す言葉遣いをします。

具体的に述べると、ようすが伝わりやすくなります。


「近況をお伝えしたく」を使った例文

・『近況をお伝えしたく、お手紙をいたしました』

「近況をお伝えしたく」の返答や返信例

この後には最近のことを伝えてくれるので、その話を聞いたり読んだりします。

何を伝えてきたのかによって、返す言葉が変わります。

喜ばしい事柄であれば、自分も喜んでいる気持ちを伝えるとよいでしょう。

誰かが一緒に喜んでくれると、うれしい気持ちが増します。

悩み事があるようならば、相手の心により添った返答をすることが望ましいです。

ただ話したかっただけということもあるので、アドバイスを無理にする必要はありません。

こちらの近況を伝えることもあります。

しかし、まずは相手の話を聞くようにしましょう。

まとめ

この言葉は、自分の身の回りの最近のことを伝えるときに用います。

求められてようすを伝えるのではなく、自ら進んで伝えるときに用いるものです。

家族のことでも、仕事のことでも、この言葉を使うことができます。