「親身に話を聞いてくださり」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「親身に話を聞いてくださり」とは?
「親身に話を聞いてくださり」は、親しい気持ちで話を聞いてくれた相手に使用できる言葉です。
「親身」は「しんみ」と読みます。
これは「親や親族のように親密な様子」を表現した言葉です。
そのように近しい関係のものと同等の気持ちで接する様子を、「親身」という言葉で表現できるのです。
また、「話を聞いてくださり」は「話を聞いてくれて」との意味を持ちます。
これは尊敬語の「くださる」が変形した言葉なのです。
このようにすることで、相手に敬意を示すような表現になります。
これらのことから、「親身に話を聞いてくださり」が、親しい気持ちで話を聞いてくれた相手に使用できる言葉であると分かるのです。
「親身に話を聞いてくださり」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「親身に話を聞いてくださり」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、上司に相談したとします。
すると上司は、とても親密な様子で、あなたの相談に乗ってくれたのでした。
このような場合には、「親身に話を聞いてくださり」と述べるとよいでしょう。
これにより、親しい気持ちで話を聞いてくれたことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「聞いてくださり」の使い方に注意しましょう。
これは、「聞いていただき」のように謙譲語に置き換える事が可能です。
同じような意味の言葉でも、敬語の選択次第で印象の違う表現にできます。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「親身に話を聞いてくださり」を使った例文
「親身に話を聞いてくださり」を使った例文を挙げます。
例文のように、感謝の気持ちなどを続けて述べると、自然な使い方ができるのです。
・『親身に話を聞いてくださり、誠にありがとうございます』
・『親身に話を聞いてくださり、大変感謝しております』
・『親身に話を聞いてくださり、本当に嬉しく思います』
「親身に話を聞いてくださり」の類語と敬語での言いかえ
「親身に話を聞いてくださり」の類語と敬語を解説していきます。
「親身に話を聞いてくださり」の類似表現
「親身に話を聞いてくださり」の類似表現には、「親身に話を聞いてくれて」があります。
「くださり」と「くれて」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「親身に話を聞いてくださり」の敬語表現
「親身に話を聞いてくださり」を別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「親身に話を聞いていただき」に言いかえできます。
まとめ
このように「親身に話を聞いてくださり」は、親しい気持ちで話を聞いてくれた相手に使用できる言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
