この記事では「ご同席いただけますと幸いです」について解説をします。
「ご同席いただけますと幸いです」とは?意味
一緒にその場にいてくれるとありがたい、といった意味です。
「ご同席」は「同席」を敬意を表す言い方にしたものです。
「同席」には、同じ席にいることという意味があります。
同じその場にいることです。
「ご」は、他人の行為を表す語につけると、その行為をする人に対して敬意を表す言い方になります。
この場合は、同席する人に敬意を表しています。
「いただけ」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「ます」は敬意を表します。
「幸いです」は、そうしてくれるとありがたいという意味で、頼み事をする際に用います。
「ご同席いただけますと幸いです」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に一緒にその場にいて欲しいときに用います。
「一緒にいなさい」と命令するものではなく、そうしてくれるとうれしいといった意味の、穏やかに伝える言い方です。
「ご同席ください」でも同じような意味になりますが、強制しているように感じられます。
それをする必要があるときなら、「ください」でもよいでしょう。
しかし、場合によっては相手を不快にさせます。
「幸いです」とすると、そうしてくれるとありがたいけれど、やらなくてもよいといったニュアンスになります。
たとえば、美容のための施術を未成年が受けるとします。
施術を行う前には、カウンセリングを行います。
その席にできれば保護者も一緒にいて欲しいと、施術を行う側は思っています。
そのことをお客さまに伝える際に、このような言葉を用います。
「ご同席いただけますと幸いです」を使った例文
・『〇〇さまもご同席いただけますと幸いです』
「ご同席いただけますと幸いです」の返答や返信例
話し手は、一緒にいてくれるとありがたいと思っているので、可能ならば、その場に一緒にいるようにしましょう。
その場にいてもらうことに何らかの意味があるので、このように述べています。
一緒にその場にいることは、無駄にはならないはずです。
無理な場合は、断りの言葉を伝えます。
強制しているのではないので、断っても問題ありません。
同席できない理由を伝えた方が相手は納得できて、同席しないことを受け入れてくれやすくなります。
断る際には、「申し訳ありませんが」など一言添える、相手を不快にさせにくいです。
まとめ
この言葉は、一緒にその場にいて欲しいときに用います。
集まりや個人的な話などの席に、一緒にいて欲しいときに用いることが多いです。
強制するものではなく、そうして欲しいと穏やかに伝えることができます。