この記事では「努めていきたいと思います」について解説をします。
「努めていきたいと思います」とは?意味
努力をしたいと考えている、という意味です。
「努め」は「努める」のことで、努力をして物事を行うという意味です。
困難や苦しさに耐えて、ある事柄のために力を尽くすことをいいます。
「いき」は「ゆく」のことで、動作の進行や継続を表します。
「たい」は話し手の希望を表す語です。
「思い」は「思う」のことで、考えるという意味です。
この場合は、話し手がある事柄についての考えを持っています。
「ます」は敬意を表します。
「努めていきたいと思います」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、努力をしようという話し手の考えを伝えるときに用います。
努力をするのは話し手です。
たとえば、昇進を言い渡されたとします。
昇進をしたということは、実力を認められたということであり、また責任が重くなるということでもあります。
これまでもまじめに仕事に取り組んできましたが、今までよりも地位が高くなったので、さらに頑張ろうという気持ちを持ちました。
その気持ちを上司に伝えたり、かかわりのある人たちの前でのあいさつの際に伝えたりするときに、この言葉を用います。
謝罪の際にも用いられます。
ある企業が不祥事を起こしてしまいました。
問題は解決しました。
しかし、これからは今まで以上に気をつけて、同じようなことが起こらないようにしなければなりません。
そして、迷惑をかけた人たちへのつぐないとして、今まで以上に努力をすることも大切です。
注意をしよう、努力をしよう、そういった気持ちを謝罪の際に、このような言葉で伝えます。
「努めていきたいと思います」を使った例文
・『期待に応えられるよう、努めていきたいと思います』
「努めていきたいと思います」の返答や返信例
どのような場面なのかによって、返す言葉が変わります。
昇進を言い渡したり、重要な仕事を任せたりしたときに、この言葉が返ってきてならば、応援の気持ちを伝えるとよいでしょう。
やる気を持っているので、その気持ちを大切にしてあげます。
相手のやる気を損なう言葉はかけないように配慮が必要です。
謝罪の際には、多くの人に向かって述べていることがあり、その場合は返答はしません。
個人的に伝えられているときには、許しの言葉をかけたり、今後のことについて話したりなどすることになるはずです。
まとめ
この言葉は、努力をしようという話し手の気持ちを伝えるものです。
昇進をしたとき、謝罪をするときなどに用いられています。
気持ちを伝えるだけでなく、実際に努力もしましょう。
行動が伴うことで信頼を得ることができます。
