この記事では「ご協力いただきありがとうございます」について解説をします。
「ご協力いただきありがとうございます」とは?意味
力をあわせて物事を行ってもらってありがとう、といった意味です。
物事を一緒に行ってくれたことへの感謝の言葉です。
「ご協力」は「協力」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「協力」には、力をあわせて物事を行うことという意味があります。
「ご」をつけることで、協力をしてくれた人に対して敬意を表す言い方になります。
「いただき」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「ありがとう」は感謝の気持ちを表します。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「ご協力いただきありがとうございます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、力をあわせて物事を行ってくれた人に対して述べるものです。
仕事でかかわりのある人に対しても、一般の人に対しても使うことがあります。
道路工事をしているとします。
これによって、歩行者が車道側を歩かなければならなくなりました。
歩行者に危険が及ばないように、カラーコーンなど設置していますが、歩道を歩けないことで歩行者に迷惑がかけてしまっています。
それでも、歩行者は車道側を歩く協力をしてくれています。
そのような場面で、警備員が歩行者に対してこのような言葉を伝えることがあります。
今度は別の事柄で説明をします。
製品に関する意見を知りたいので、アンケートをとることにしました。
アンケートは複数人に送ったのですが、すべて返ってきました。
どれもきちんと答えてくれています。
これはアンケートに協力しているといえます。
そのことにお礼を伝えるときに、この言葉を使用します。
「いただき」は「くださり」とすることもできます。
これも敬意を表す言い方です。
「ご協力いただきありがとうございます」を使った例文
・『ご協力いただきありがとうございます。
いただいたご意見は大切に使わせていただきます』
「ご協力いただきありがとうございます」の返答や返信例
警備員から一般の人に対して、アンケートの回答へのお礼などのときには、返答しないことがあります。
別の機会にも協力できるような事柄の場合は、別のときにも協力することを伝えるとよいでしょう。
誰かが力を貸してくれると、相手は心強く思えるはずです。
そういったことを伝えたなら、協力を求められたときに力をあわせて物事を行いましょう。
まとめ
この言葉は、他人が力をあわせて物事を行ってくれたときに述べるものです。
感謝の気持ちを伝えています。
時間や労力などを使って協力してくれているので、お礼を伝え忘れないようにしましょう。