「いち早く戦力となれるよう尽力いたします」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「いち早く戦力となれるよう尽力いたします」とは ビジネス用語【一語】

この記事では「いち早く戦力となれるよう尽力いたします」について解説をします。

「いち早く戦力となれるよう尽力いたします」とは?意味

すぐにでも重要な働き手となれるように力を尽くします、といった意味です。

「いち早く」には、すばやくという意味があります。

「戦力」は、戦争を行う力という意味がありますが、この場合はその意味ではなく、物事を行う上での重要な働き手という意味になります。

スポーツで戦う力となるような選手を「戦力となる」のような言い方をします。

「よう」は話し手の意志や決意を表す語です。

「尽力」は力を尽くすことです。

目的を達成させるために、力の限りを出すことをいいます。

「いたし」「いたす」のことで、「する」の謙譲語・丁寧語です。

「ます」は敬意を表します。

「いち早く戦力となれるよう尽力いたします」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手の決意を伝えるときに述べるものです。

新入社員が、同じ部署の人たちの前であいさつをすることになりました。

これから一緒に仕事をしていく人たちに、自己紹介をすることになったのです。

新入社員は、この会社の役に立てるようになりたいと思っています。

すぐにでも力になりたいです。

仕事に対する意欲があるのです。

その気持ちを伝えるときに、このような言葉を使用します。

「いち早く戦力となれるよう」なので、まだ戦力にはなっていません。

そのため、新入社員のようなまだ仕事に慣れていない人が述べるものです。

その他に「貢献できるように~」「お役に立てるように~」などの言い方もあります。

頑張ろうという気持ちが込められている言葉なので、やる気の感じられる態度で伝えるようにします。

姿勢を正し、はっきりとした大きな声で伝えましょう。


「いち早く戦力となれるよう尽力いたします」を使った例文

・『いち早く戦力となれるよう尽力いたします。よろしくお願いします』

「いち早く戦力となれるよう尽力いたします」の返答や返信例

複数人に対して伝えているときには、返答しない場合があります。

複数人の前でのあいさつの場合は、あいさつが終わったときに拍手をするなどして、歓迎の意を示すとよいでしょう。

何も反応がないと相手を不安にさせてしまいます。

個人的に伝えられている場合は、「頑張ってください」「期待しています」など応援の言葉をかけるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、会社の役に立てるように努力する気持ちを表すものです。

仕事への意欲が感じられる言葉です。

しかし、言葉が立派でもやる気のなさそうな態度では、気持ちが伝わりません。

伝えるときには態度にも気をつけてください。