この記事では「全力で取り組んでまいります」について解説をします。
「全力で取り組んでまいります」とは?意味
持っている力のすべてを出して物事をします、という意味です。
「全力」には、すべての力という意味があります。
その人が持っている出せるだけの力をいいます。
「取り組ん」は「取り組む」のことで、すべての力を出して物事を行うことです。
「真剣に取り組む」「業務の負担軽減に取り組む」のような使い方をします。
「まいります」は、「まいる」と「ます」で構成されています。
「まいる」は「行く」の謙譲語・丁寧語です。
「ます」は敬意を表します。
「全力で取り組んでまいります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手の仕事への姿勢を示すときに使用をします。
与えられた役割を果たそうと努力する気持ちを持っているとき、期待に応えようとしているときなどに用いるものです。
Aさんが新商品開発の責任者に選ばれたとします。
Aさんは新しい商品を開発し、ヒットさせたいと考えています。
そのためには、持っている力の限りを出す必要があります。
いい加減な気持ちでは、よい商品を作ることはできません。
Aさんは仕事に対してやる気を持っています。
その気持ちを伝える際に、このような言葉を述べます。
不祥事を起こして謝罪をしたときにも使うことがあります。
たとえば、販売していた食品にカビが生えていたとします。
まずは、そのことに対して謝罪をしなければなりません。
迷惑をかけてしまった人たちから許しを得るためには、今後の対策を伝えることも大切です。
これからは今まで以上に安全性に気をつけるように、持っている力の限りを出して取り組んでいきたいです。
そのすべての力を出して、ということを伝える際にこのような言葉を使用します。
「全力で取り組んでまいります」を使った例文
・『○○の任務に全力で取り組んでまいります』
「全力で取り組んでまいります」の返答や返信例
頑張ろうという姿勢を示しているので、応援してあげるとよいでしょう。
「期待しています」などの言葉で、応援している気持ちを伝えることができます。
ただし、期待をかけ過ぎると相手の負担になることがあります。
また、期待されたことで無理をしてしまう人もいます。
そのため、無理をさせないように配慮をすることが大切です。
仕事の進み具合と同時に、その人の体調にも気を配ってあげましょう。
まとめ
この言葉は、持っている力のすべてを出して物事にあたるときに使用をします。
努力をしていこうという気持ちを伝えるものです。
物事を頑張ろう、前向きに取り組んで行こう、というときに伝えます。
