「お元気でお暮らしの由」についての解説です。
「お元気でお暮らしの由」とは?意味
「お元気でお暮らしの由」は、お元気でお暮しのご様子であると伺っているという意味です。
良しという表現は、文語体という表現法で、簡単に言えば、公文書の発行を行う際に使用されていたテンプレートのことです。
このテンプレートを用いれば、文章には、公的な効力があると示すことができるので、ビジネス文書においては、正式なる契約書類であると認識してもらうための表現法になります。
「お元気でお暮らしの由」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「お元気でお暮らしの由」は、文章に正式な文章で契約書や契約した内容に必ず効果をもたらせる場合に使用します。
逆に、契約した内容の効果をはっきりと示す必要性が無い場合、この言葉を使用して正式な文章ですと表明することはありません。
なお、ビジネス文章で、ここまで自分たちの文章は正式なるものですと表明することはまずないと思われます。
「お元気でお暮らしの由」を使った例文
・『お元気でお暮らしの由かと思われます、つきましては・・・』
この例は、相手側が元気で暮らしているだろうとしたうえで、公式な文章で書面を記しており、つきましては、という言葉から本題であるという例です。
よって、ビジネスの場合、相手が元気であると予測したうえで、本題に入り、どうするかを述べる文章になります。
「お元気でお暮らしの由」の返答や返信例
この言葉は、公的な文章で相手側に突きつける文章なので支払いであれば、相手側が元気であると理由づけたうえで支払いを催促しているような文章であれば、素直にそれに応じるしかありません。
よって、支払いに関しての文章であれば、支払いに応じるという形です。
逆に、この文章だけで挨拶だけで終わるということは考えられにくいので、ビジネスでこの文章を見た場合、何か、支払いだったり、損害が出たことに対する訴えである可能性がありますので、内容を確認したうえで対処する必要があります。
まとめ
「お元気でお暮らしの由」については、この言葉だけで文章が終わっている場合、文豪の方が好む文章体で挨拶をしたというだけになるんですが、この後に請求や支払いというような催促をする文章になっていた場合、公文章という形で支払いの催促をしている可能性がありえるので、これは無視することは許されません。
つまり、テンプレートでこの文面を利用して文章を作り上げた場合、公文章のような機能を持つ文面である可能性が高くなるため、支払いをしないとどうなるかということのほか、ビジネスで発生した報酬のほか損害に対する賠償であるということも考えられますので、無視することはできないということです。
あくまで、公文章の様である場合は、支払いの場合絶対に支払う必要があり、それを怠ると裁判という形になるかもしれないというのがこの言葉で、実際には単なる挨拶だけの場合もあり得ますので、いずれにしろ文面を見て判断するしかありません。