この記事では「ご満足いただける」について解説をします。
「ご満足いただける」とは?意味
満ちたりた気持ちになってもらえる、という意味です。
「ご満足」は「満足」に「ご」をつけて、敬意を表す言い方にしています。
「満足」には、心が満たされた状態、十分であることという意味があります。
「ご」をつけることで、その行為をする人に敬意を表す言い方になります。
この場合は、満足する人に対して敬意を表しています。
「いただける」は、「いただく」に「れる」をつなげて受け身の形にしています。
「いただく」は「もらう」の謙譲語です。
「れる」は受け身の意を表します。
「ご満足いただける」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、聞き手に満足してもらえるであろうときに使用をします。
会話の中では「いただける」で言葉を切るのではなく、「ことと思います」など後に言葉を続けます。
「ご満足」と敬意を表す言葉を使っているので、後に続く言葉も敬意を表す言い方にします。
前の部分と後に続く言葉で、表現の仕方が違うと不自然です。
たとえば、このような場面で使用をします。
今までもお客さまに満足してもらえるような製品作りをしてきましたが、これからますますその努力をしていきたいと思っています。
満足できる商品を提供していけるよう、努力をするのです。
その気持ちを表すとすると、「ご満足いただける製品作りに励んでまいります」などとなります。
今度は別の例で説明をします。
ある人のために、ある品物を用意しました。
この品物は時間をかけてじっくりと選んだもので、相手に喜んでもらえるという自信があります。
その品物を渡すときに、喜んでもらえるだろうという意味で、「ご満足いただけることと思います」のような使い方をします。
「ご満足いただける」を使った例文
・『ご満足いただけるサービスを目指します』
「ご満足いただける」の返答や返信例
多くの人に対して伝えられていることが少なくなく、その場合は返答はしません。
「いただける」の後に言葉が続く場合があるので、その話を聞いてください。
品物を渡されるときにこの言葉を伝えられたなら、まずは品物に対してお礼をいいます。
そして、その物に対する感想を伝えると、さらに気持ちが伝わります。
品物のよい点を見つけて伝えれば、相手は喜んでくれることでしょう。
わざわざ用意をした甲斐があったというものです。
まとめ
この言葉は、相手に満足してもらえるであろうときや、満足してもらえるように話し手側が努力するときなどに用います。
後に言葉を続けて使うものです。
後に続く言葉によって、さまざまな場面で使用できます。
