「貴重なご意見を賜り」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「貴重なご意見を賜り」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では「貴重なご意見を賜り」について解説をします。

「貴重なご意見を賜り」とは?意味

大切な意見をもらって、という意味です。

「貴重」には、非常に大切にするさま、得ることが難しいさまという意味があります。

砂漠では水の量が少なく、手に入れることが難しいです。

このような得ることが難しく、非常に大切であるさまを貴重といいます。

「ご意見」は、「意見」「ご」をつけて敬意を表す言い方にしたものです。

「意見」には、ある事柄に対する考えという意味があります。

「ご」は、他人の行為や持ち物を表す語について、その人に対して尊敬の意を表します。

この場合の意見は他人のもので、その意見を述べた人に対して敬意を表しています。

「賜り」「たまわる」のことで、「もらう」の意の謙譲語、「与える」の意の尊敬語です。

「貴重なご意見を賜り」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、他人から意見をもらったときに使用をします。

大切な意見をもらってありがたいという気持ちを表すときに使うことが多いです。

そのため、この後には感謝の気持ちを表す言葉が続きます。

前の部分が敬意を表す表現なので、後に続く言葉も敬意を表す表現にします。

企業にとって、他人の意見は非常に大切なものです。

その意見を商品開発に役立てていくことができます。

自分たちが作っているものは、自分ではよいと思ってしまいがちです。

客観的な判断をするのが難しいのです。

しかし、他人から見るとよいとは思えないことがあります。

よりよい製品を作っていくためには、客観的な他人の意見が必要なのです。

意見をもらうためには、その製品を使ったり、食べたりなどして、よく知ってもらう必要があり、使うなどの手間を相手にかけさせます。

手間をかけてもらい、他人の意見をもらえることは、非常にありがたいのです。

そのありがたい気持ちをこのような言葉で表現します。


「貴重なご意見を賜り」を使った例文

・『貴重なご意見を賜り、感謝しております』

「貴重なご意見を賜り」の返答や返信例

後に感謝の言葉が続くはずです。

感謝の気持ちを示されたなら、その気持ちを受け取っておきます。

意見が参考になったようなので、「お役に立てたようで幸いです」のような、役に立ったことへの喜びを表現してもよいでしょう。

他の事柄に対しての意見を求められたときに、意見を伝えることができるならば、「また力になります」など声をかけてもよいかもしれません。

まとめ

この言葉は、ある事柄についての相手の考えを教えてもらったときに使用をします。

他人の意見をもらえることはありがたいことです。

その感謝の気持ちを伝える際に用いる言葉です。