「立ち入ったこと」とは?
ビジネスでの使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「立ち入ったこと」とは?
「立ち入ったこと」は、少し踏み込んだ内容のことを言い表した言葉です。
たとえば、相手の会社の内部事情について質問したかったとします。
このような場合に、「立ち入ったことをお聞きします」のように表現するとよいでしょう。
「立ち入る」は、「敷地内に入ること」のような意味で使用されます。
「立ち入り禁止」とすれな、部外者が入ってはいけないことを表すのです。
つまり、通常では外部の者が入れないような領域に踏み込む様子を、「立ち入ったこと」という言葉で表現できるのです。
「立ち入ったこと」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「立ち入ったこと」を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある企業の業務を分析していたとします。
そして、部外者には知られたくないようなことも、ヒアリングすることにしたのです。
このような場合には、「ここから先は、少し立ち入ったことをお尋ねします」と述べるとよいでしょう。
これにより、相手の領域に踏み込んだ内容を質問する様子を、上手に表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「立ち入ったこと」の使い方に注意しましょう。
これは「踏み込んだこと」や「突っ込んだこと」のような類似表現で置き換える事もできます。
どれも同じような意味ですが、違う印象を持つ表現になるのです。
実際の状況に合わせて、適した言葉を選ぶようにするとよいでしょう。
「立ち入ったこと」を使った例文
「立ち入ったこと」を使った例文を挙げます。
例文のように、付け加える語尾によって、様々な印象の表現を生み出す事ができるのです。
・『立ち入ったことをお聞きします』
・『立ち入ったことかと思いますが』
・『立ち入ったことのように思えます』
「立ち入ったこと」の類語と敬語での言いかえ
それでは「立ち入ったこと」の類語と敬語での言いかえを説明します。
「立ち入ったこと」の類似表現
「立ち入ったこと」の類似表現には、「踏み込んだこと」があります。
「立ち入る」と「踏み込む」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「立ち入ったこと」の敬語表現
「立ち入ったこと」を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「立ち入りましたこと」のように言いかえできます。
なお、この場合は丁寧語を用いた敬語表現にできるのです。
まとめ
このように「立ち入ったこと」は、少し踏み込んだ内容のことを言い表した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。