「客足が遠のく」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「客足が遠のく」とは?
「客足が遠のく」は、客の集まりが悪くなる状況を言い表した言葉です。
「客足」は「客の足」のことです。
これは、店舗などに来る客の人数を表現しています。
つまり、お客さんの足という言葉を使って、集客状況を表しているのです。
「客が来なくなる」や「客の人数が減る」といような意味で「客足が遠のく」と表現しています。
「遠のく」とは「遠くなる」と同じような意味であり、客の足が遠くなるとは、店舗に客が来なくなるのと同義なのです。
「客足が遠のく」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「客足が遠のく」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが飲食店を営んでいたとします。
しかし、新型ウィルスの流行によって、都心での集客数が落ちているのでした。
このような場合には、「外出自粛により、都心での客足が遠のくのでした」と述べるとよいでしょう。
これによって、集客状況が悪化しているような様子を、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「遠のく」の使い方に注意しましょう。
これは「遠のきます」のように、丁寧な言葉遣いにできます。
こちらのほうが、相手に丁寧な印象を与える表現になるのです。
使用する状況によって、上手に使い分けるとよいでしょう。
「客足が遠のく」を使った例文
「客足が遠のく」を使った例文を挙げます。
例文のように、説明などを先に付け加えると、自然な印象の表現にできるのです。
・『外出自粛によって、客足が遠のくのでした』
・『感染が広がれば、客足が遠のくことが見込まれます』
・『このままでは、客足が遠のくのはありませんか』
「客足が遠のく」の類語と敬語での言いかえ
「客足が遠のく」の類語と敬語を解説していきます。
「客足が遠のく」の類似表現
「客足が遠のく」の類似表現には、「客足が減る」があります。
ここでの「遠のく」と「減る」は、同じような意味合いで使用できる言葉です。
どちらも、来客数の減少を「客足」という言葉を使って言い表しているのです。
「客足が遠のく」の敬語表現
「客足が遠のく」を、別な方法で敬語表現にするとどうでしょう。
たとえば「客足が遠のきます」に言いかえる事ができます。
なお、この場合は、丁寧語の「ます」を用いた敬語表現になるのです。
まとめ
このように「客足が遠のく」は、客の集まりが悪くなる状況を言い表した言葉だと言えます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、しっかりおぼえておくとよいでしょう。