「業務に支障を来す結果となってしまい」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「業務に支障を来す結果となってしまい」とは? ビジネス用語【一語】

この記事では、ビジネスシーンでしばしば使われる表現の「業務に支障を来す結果となってしまい」について、その意味や使い方等を分かりやすく説明します。

「業務に支障を来す結果となってしまい」とは?意味

「業務に支障を来す結果となってしまい」の表現でキーとなる「支障を来たす」について、まず説明します。

「支障を来たす」の読みは「ししょうをきたす」で、「さしさわりのある状態をもたらすことや、都合の悪いことが生じること」を意味します。

また、「業務」とは「職業や事業として継続的に行う仕事のこと」で、「仕事」とほぼ同義と考えても良いでしょう。

従って、「業務に支障を来す結果となってしまい」とは「仕事にさしさわりのある状態をもたらす結果となってしまい」と言った意味になります。

そして、このフレーズの後には一般的には「誠に申し訳ありませんでした」などと、「業務に支障を与えてしまったこと」に対する謝罪の言葉が続きます。

「業務に支障を来す結果となってしまい」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この「業務に支障を来す結果となってしまい」のフレーズは、先にも少し触れたように、自分や自社の不手際により、相手の方や相手の会社の業務に支障を与えた場合に、謝罪する際にしばしば使われます。

ビジネスでしばしば生じる「業務に支障を来たす」ケースとしては、自社の業務に必要な、材料や部品の入手遅れや、設備等の故障や修理の遅れや、電気・ガス・水道・ネット等のインフラの供給ストップ等、色々と考えられます。

こうした「業務に支障を来たす」要因を自分や自社が生じさせたことにより、実際に相手に「業務に支障を来たす」結果を生じさせた歳に、「業務に支障を来す結果となってしまい」のフレーズが使われるのです。


「業務に支障を来す結果となってしまい」を使った例文

・『弊社部品の納品が遅れたことにより、御社の業務に支障を来たす結果なってしまい、誠に申し訳ございませんでした』
・『弊社の仕事の遅れにより、イベントの準備の業務に支障を来たす結果となってしまい、本当に申し訳ございません』

「業務に支障を来す結果となってしまい」の類語や言い換え

「業務」の類語としては「仕事」が挙げられ、また「支障を来す」の類語としては、「さしさわり」が挙げられ、「結果になってしまい」「結果を招いてしまい」と言い換えることが出来ます。

従って、「業務に支障を来す結果となってしまい」は、これらの類語や言い換えを繋いで「仕事にさしさわりとなる結果を招いてしまい」等と言い換えることが出来ます。

まとめ

「業務に支障を来す結果となってしまい」とは「仕事にさしさわりのある状態をもたらす結果となってしまい」と言った意味の表現です。

自分や自社の不手際により、相手の方や相手の会社の業務に支障を与えた場合に、謝罪する際にしばしば使われる表現です。