この記事では「本社の会議室へ集合ください」について解説をします。
「本社の会議室へ集合ください」とは?意味
この会社の会議室に集まってください、という意味です。
会議室に集まるようにとお願いをしています。
「本社」は、話し手が属する会社を指しています。
多くの会社には、会議をするために用意した部屋があるはずです。
その部屋のことを「会議室」は指しています。
「へ」は、移動・進行する目的地や方向を表します。
「集合」は1つのところに集まることです。
「ください」は「くれ」の尊敬語で、相手に何かをするように求める意があります。
「本社の会議室へ集合ください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、会議室に人を集めるときに使用をします。
「集合」は1つのところに集まることという名詞なので、集まるようにと伝えるときには、「集合してください」と表現をします。
「して」の「し」が、動詞の「する」のことです。
「本社の会議室へ集合ください」という言い方ですが、命令をしているように聞こえてしまいます。
「ください」は「くださる」の命令形で、人によっては指示されているように感じてしまうのです。
お願いをする言葉には、「~してくださると幸いです」「~してくださいますか」などがあります。
しかし、これらの表現は強制力が弱く、それをしてもしなくてもよいという意味に受け取られる可能性があります。
会議室に集まってもらう必要があるときには、適さない表現です。
自分よりも下の立場の者に伝えるなら、「集合ください」でもよいでしょう。
目上の人に対して伝えるなら、「お集まりください」とした方が丁寧な印象になり、伝え方としては望ましいです。
人を集めるときには、何時に集まるようにと時間も伝えておきましょう。
「本社の会議室へ集合ください」を使った例文
・『○○時に本社の会議室へ集合ください』
「本社の会議室へ集合ください」の返答や返信例
会議室に集まるようにと求められているので、会議室に向かいましょう。
何時にと指定されているなら、その時間に向かうようにします。
あまりにも早く向かってしまっても、遅くなってしまってもいけません。
早すぎると会議室の準備ができておらず、準備中の人に迷惑をかけます。
遅いとすでに会議が始まっており、それも迷惑をかけます。
5分ほど前に席についているとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、話し手が属する会社の会議室に人を集めたいときに使用をします。
「ください」は命令しているように感じられるので、その場にあった他の言い方にしてみてください。
また、何時に集まるようにと時間を伝え忘れないようにもしましょう。