この記事では「どうぞおくつろぎください」について解説をします。
「どうぞおくつろぎください」とは?意味
ゆったりとしてください、という意味です。
「どうぞ」は、相手に何かを勧めたり、許可や承知を与えるときに使用をする言葉です。
「どうぞおかけください」のような使い方をします。
この例の場合だと、椅子に座ることを相手に勧めています。
「おくつろぎ」は、くつろぐことを丁寧な言い方にしてものです。
くつろぐには、心と体をゆったりと休める、心配事や恐れなどを忘れてのびのびとするという意味があります。
「ください」は、「お」をともなう動詞の連用形について、相手に何かを要望・懇願する意を表します。
「どうぞおくつろぎください」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、訪問者に対して述べることが多いです。
訪れた客側としては、他人の家や会社ではのんびりとしにくいことでしょう。
失礼があってはいけないと、気を張ってしまいがちです。
ずっと気を張っていると、心も体も疲れてしまいます。
そんなお客さまに対して伝える言葉です。
このような言葉を伝えることで、お客さまはゆったりとしやすくなります。
「どうぞ」は、相手に何かを勧めたり、許可や承知を与えるときに使用をする言葉です。
「どうぞ」を使わずに「おくつろぎください」と伝えても、意味に大きな違いはありません。
しかし、「どうぞ」をつけた方が、話し手側がそれを勧めている気持ちが伝わり、また丁寧な印象になります。
ゆったりするようにと伝えるだけでなく、くつろげるようにお茶を出すなどをする配慮も必要です。
おもてなしをして歓迎していることを伝え、のびのびとできるように配慮をしましょう。
「どうぞおくつろぎください」を使った例文
・『荷物を置いて、どうぞおくつろぎください』
「どうぞおくつろぎください」の返答や返信例
のびのびとしてよいと許可を与えられているので、ゆったりして構いません。
しかし、あまりにもくつろぎすぎると失礼になります。
くつろいでよいとは伝えられているものの、ソファーで眠るなどはしないようにしましょう。
また、自分の家のようにくつろいでよいという場合でも、許可なく冷蔵庫を開けるなどは控えたいものです。
相手との関係によって、どの程度までならくつろいでよいかが変わってきます。
その人との間柄やそのときの状況にあわせて行動をしましょう。
まとめ
この言葉は訪問者に対して用いることが多いです。
訪れた人は、失礼があってはいけないと気を張ってしまいがちです。
そんな訪問者に対して、ゆったりしてよいですと伝える言葉です。
こういったことを伝えると、相手はリラックスしやすくなります。